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熱に羽化されて

はとです。好きすぎてこじらせたうわ言です

都内最大級IMAXスクリーンを体験!(T・JOY品川PRINCEシネマ行って来ました)

映画

https://www.instagram.com/p/BHRnGHgBRxC/


我慢出来ずに行ってきちゃいました。
かつて都内に存在したと言う品川IMAXの復活と聞いて、しかも上映されるのが大好きな『インセプション』とくればもう行くしかなかったんですけどね。

 

駅前の品川プリンスの映画館って、普段使う映画館としては今まで完全スルーを決め込んでいた。唯一行ったことがあったのは『ワン・チャンス!』のプレミアのみである。
品川駅高輪口(たかなわぐち)を出て目の前にWingの中を突っ切って坂を登るともうそこは映画館である。ここまで信号に引っかからなければ5分で来れる。近い。交通の便は素晴らしい。
そこから映画館に入ってチケット発券すると、発券した場所から左側のエスカレーターを登る。
IMAXシアターは他の映画館とは違い、アネックスタワーの6階にある。途中でコンセッションもなかった気がするので、何か飲んだり食べたい人は買ってからエスカレーターを上った方が良いです。
(※コンセッション、IMAX内にもありますと指摘受けました。ありがとうございます。わざわざ3階で買わなくて良かった)

ここから完全に隔離されていく気分を味わいながらようやくシアターに辿り着く。細長い、片側一面がガラス張りの廊下とか歩く。ここまでがちょっと長いので、時間には余裕を持って行った方がいいと思う。

シアターに入った瞬間、私達と後ろにいた男の人達が揃って「わあ~っ!」と感嘆の声を上げてしまったのが印象的でした。
それくらい大きかった。壁一面のスクリーンは、私たちに迫るようにしてそびえ立っていた。

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一番後ろまで行って撮ってみた写真。

ギリギリスクリーンが収まるか収まらないか、くらい。比較対象が映ってないから大きいかどうかが分からない…

 

大阪エキスポシティや成田HUMAXに比べると少し足りないが、ここは東京、しかも23区内である。旅行をしないと味わえないサイズだった。
しかもこの劇場のいい所は、傾斜がかなり急なので頭かぶりがまったくしない!これはストレス少ない!
上映が始まってから、発色が物足りないような気がしたんですが、それは黄色みがそんなにうまく出てなかったのかな―という感じがした。私の目の感覚なので他の人の意見も聞いて欲しい。というかもっとIMAX比較記事とか皆ガンガン書いてくれ。
あと音響も、立川シネマシティとかに慣らされてしまったためかもっと強くていいんですよ!という気持ちになる。

しかし久々に観た『インセプション』は、それはそれは素晴らしかった。
何階層にも下りていく夢の世界はたまらなかったです。
前から3列目で観たのですが、ギリギリ収まるかどうかというくらいの感じだった。幸せ。
というか今回かなり客入りが良かったのだけど、インセプションだったからなのか、品川復活おめでとう記念だったのかは、ちょっとよくわからない所だった。前としまえんでリバイバル祭りやってた時ってかなり人少なかったイメージだけど。
あれのお陰で私はアバターを劇場で観ることが出来た。本当に素晴らしい体験だったありがとうございます。最近足伸ばしてなくてごめんね(片道2時間…)

 

とか思っていたら、やっぱり新作でも味わいたいと思って、2日連続で来てしまいました。

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こちらがシアターの入り口。

動線はそこまでよくないけれど、観終わった後の出口が入り口とは違う所から出されたので、休日の混雑には多少緩和され…?


観て来たのは『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
前作が映画3D初体験という作品だったのですが、その時とにかく画面が暗くて暗くて、しかも3Dの要素がろくに感じられないという散々な体験をしました。話も面白くなかったし…
しかし今回IMAXなら、ティム・バートン製作のあの毒々しいまでの色彩を味わえるのではなかろうか、という気持ちと、アラン・リックマンの声が聴きたい気持ちから観に行きました。

 

結果、大正解。

色彩最高!ビューティフォー!もう本当良かったよ!
映画も予想していたよりずっと面白かった!情緒不安定だったのもあってじゃびじゃび泣いてしまった…
黄色みよりも青の発色がいい映画館でした。サシャ・バロン・コーエンの青い瞳がバチバチと明滅するのが大変美しくて良かった。あの人あんなにかわいかったっけ?と思うくらいかわいかった…

 

都内の行きやすい所にこんなIMAXが復活してくれて、嬉しい限り。
普段は川崎使ってたけどひと駅分足を伸ばしても問題ない、というか伸ばさないと勿体無い、という気持ち。
私的には新宿IMAXがまっっったく合わないため(ゴーストが酷い、頭かぶりする、音響はいいと思う)都内ならここだな。
作品被ってたなら品川選びます。違う作品やってたら使い分ける。
ただ、関東で一番いいIMAX劇場は何処ですか?と聞かれたら、成田と即答します。通える場所じゃないけど。流石に片道約3時間もかかる場所にはそうそう行けない…
ちなみに好きなIMAX劇場は都内なら品川、としまえん、木場、神奈川なら川崎、湘南かな。
ブルク13のIMAXはまだ未体験なので、そちらも行ってみたいところです。

 

体内で渦を巻く言葉たちは、内臓を千切る(THE POET SPEAKS感想)

イベント

https://www.instagram.com/p/BGOFWDHkKfx/

 

行って来て暫く経ってしまったのだけれど、どうしてもこれは書き記さなければならないと感じているので残しておく。断片的なメモはあったけれど、きちんと時系列に残しておきたくて。
 
 
『THE POET SPEAKS――ギンズバーグへのオマージュ』に行って来た。
私にとってギンズバーグと言えば『キル・ユア・ダーリン』なのだけれど、まさか彼に関するイベントが行われるなんて思っていなかったので即チケットを取った。
ギンズバーグ以外のことは、何も知らなかった。村上春樹柴田元幸が翻訳したと聞いて、なるほどとは思った(ギンズバーグの翻訳をしていた諏訪優は既に亡くなられている)
フィリップ・グラスはかろうじて名前を知っていて、パティ・スミスに至っては彼女のことを何一つ知らなかった。つくづく自分は無知だと思う。けれど、ギンズバーグのお陰で私はこの数年で様々なことを知ることが出来たし、今回はまさに私の人生では繋がらなかった二人の音楽家と出会わせてくれたのだと思う。ありがとう。
ちなみに私は2年前に『キル・ユア・ダーリン』という映画を観て以来、狂ったようにビート・ジェネレーションや関連する文化への興味に傾倒している。傾倒、というか、人生がちょっと傾いている。
 

そういう訳で出演者のことを全然知らなかったため、当日までどんなイベントになるのかすら想像がついていなかった。音楽に関するイベントなので、コンサートと思えばいいのか?という感じ。
いつも行くようなコンサートとは、当然だけどまったく雰囲気が違った。(普段は日本のロックバンドかポップスのミュージシャンのコンサートとかに行く。最後に行ったライブは父親の連れとして柴咲コウのコンサートに行った)
すみだトリフォニーホールには、モノクロでおしゃれな服を着た男女が集まっていた。年齢層はある程度高めな気がしたけれど、若い人も沢山いた。
三階の端の方の席だったけれど、スクリーンに大きくアレンの写真が映しだされていたので、特に困ることはなかった。
ただ、オペラグラスは持ってきた方が良かった。失敗。


最初に女性と男性が出てきたけれど、フィリップ・グラスパティ・スミスでは、ない、なあ…と思っていたら演奏と歌が始まった。
彼女はパティ・スミスの娘ジェシーだった。男性はテンジン・チョーギャルという方。
オープニング・アクトという概念をすっかり忘れていた。3曲ほどやって、彼女たちは退場。
 
 
そうしてここでパティ・スミスフィリップ・グラスが登場。
パティがフィリップと手を繋いで出てきたのが印象的だった。
パティが冒頭に「ギンズバーグは90歳、フィリップは80歳、私は70歳を迎えた。私はまだベイビーよね」
みたいなことを言っていたのが面白かった。皆6月生まれなのも、不思議な縁みたいな気持ちになる。
しかし70歳でベイビーなのだ。私なんぞまだ生まれてもないのかもしれない。
そして彼女はオバマ大統領が広島に訪問したことについて触れてから、フィリップのピアノをバックに、詩を朗読し始めた。
それに合わせて、それまでアレンが映っていたスクリーンが、詩の翻訳した字幕が映しだされた。
始まった途端、パティ・スミスの力強さがそのまま詩の強さになってこちらに伝わってきた。
「未来へのノート」の冒頭、目覚めよ、が繰り返されるのが本当に体内の細胞が割れて新しくなっていく感覚。
しかし次に読まれた圧倒的に「ウィチタ渦巻スートラ」が良かった。「おれは戦争の集結をここに宣言する!」という一文では途中にもかかわらず拍手が起こった。この詩はノートに書きつけられたものではなく、声で語られてレコーダーに焼き付けられていた。なので、読まれることによってはじめて威力を発揮していると思う。
パティの詩と、アレンの詩が交互に読まれているようだった。アレンの方は新潮*1で予習していたけれど、プログラムを買っていなかったのでパティの詩とは知らずに聞いていた。
 
パティは歌も歌っていた。
途中で歌詞を忘れて演奏だけになった時、「I'm sorry、歌詞忘れちゃったー」と手を広げてたのかわいかった。
何事もなく演奏が続いていくのもその場を楽しむようで。終わったら、私のマインドが飛んでいってしまったのよ、と何度も繰り返していた。
詩を読んでいる最中は、譜面台の上に置いた紙を読んだ端から床に捨てていったので、本人のお茶目な感じとギャップを感じた。
 
途中でフィリップ・グラスの独奏もあった。その間は、字幕が映っていたスクリーンが再びアレンの写真へと変わる。殆どが見たことあるものばかりだったけれど、彼のひんやりとした演奏と一緒に見ると、また趣が違っているような気がした。ちょっとしんみりしてしまう。
フィリップ・グラスを楽しむなら次の日の公演なんだろうなーって感じ。
 
またパティが帰ってきて、再びポエトリー・リーディングが始まる。
「ひまわりスートラ」の直前に映し出された写真が、アレン、ジャック、ビル、そしてルシアンという見慣れたものでうわあと泣きそうになってしまった…ひまわりはブレイクの話であることは知っているけれど、彼のヴィジョンが映し出されているような気がして、勝手にうるうるしていた。ルシアンがいなかったことにされていなかったことにも。

極めつけには、最後に吠えるの脚注読んで私は死んだ…予習していたなら分かっていたことなんだけれど、この時まで私はすっかり忘れていた。私はこの部分が一番好きなのです。
繰り返されるHoly!はこの世への祝福のようだった。それにしても「聖なるかなルシアン!」が大スクリーンに映し出されてパティ・スミスに読まれるとかさあ…ルシアンは良しとは思わないだろうけれど、貴方は確実にアレンの魂の核の一部だし、ビートの最初の音を鳴らしたのはまぎれもなく貴方なんだよ。と、勝手に思う。身勝手に。泣いてしまったよね。
吠える脚注、Holy New York Holy San Francisco...とアレンに関連する地名を挙げていく部分があるんだけどラストをTOKYO!にしてくれてそこでも沸いた。これよくある演出だけど嬉しいよね。客席から歓声が上がったし私も上げてしまった。
 
 
ものすごく濃密で、満足度の高いポエトリー・リーディングでした。行って良かった。
ギンズバーグが好きでよかった。初めてのポエトリー・リーディングが、アレンの詩で良かった。
彼のポエトリー・リーディングこそ体験してみたかったけど、それは私には叶わなかったので。Youtubeとか探せば聞けるけど。
しかし最後の曲、ピアノ弾いたのがパティの娘だったためフィリップ・グラスはギターの人の隣に行ってサビ以外は手拍子だけというある意味で世界で一番贅沢なステージだった。
 
 
パティはアレンを師と仰いでいて、亡くなる時も傍にいたと聞いて本当に好きだったんだなあ…と帰り道プログラムを読みながら、改めてかみしめていた。
彼女の詩はギンズバーグを想起させるような言葉の羅列、息継ぎまでのセンテンスの長さ、力強いメッセージ、とまさしく弟子の言葉であった。

 そのプログラムと新潮がこちら。
ギンズバーグの詩集と共に。
プログラム、黒い紙に黒い箔押しでタイトルが書かれていて、格好いいことこの上なかった。

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ステージに上がる時、おりる時、パティもフィリップもどちらも皆手を繋いでいたのが印象的だった。アレンを通して出会った人たちが、彼の亡き後も繋がっている、ということを象徴するかのように。しかし70歳80歳、と言ったけれど信じられないほど猛々しい生命力を感じた。日にちが経ってしまったが、彼のピアノの音と彼女の発した言葉は、まだ身体の中で渦巻いている。


 
 

*1:新潮1337号「アレン・ギンズバーグ、五篇の詩 村上春樹柴田元幸

北欧のお兄さん、アレックスが日本にやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!(ターザンフッテージ上映イベント行って来ました)

映画

 

GO! TARZAN!

https://www.instagram.com/p/BGUHgBXkKcp/

めちゃくちゃ必死に応募したら招待状が届きましたので、6月9日に行って来ましたターザンフッテージ上映イベント!
普段は楽しみにしている映画に関しては、公開前に予告すら観るのも好きじゃないのですが、ターザンは大丈夫だろうという気持ちで行って来ました。

当日は開場の前から行列が!
皆アレックスが好きな人なんだなあ…とニヤニヤしてしまう。
入場時には、招待状と引き換えに座席指定券を渡されました。
普段試写会とか行くと、招待状回収されてしまうので、これは嬉しいプレゼントでした。
思い出もモノもどっちもほしいから!
映画のチケット半券も手帳に貼って取っておくタイプです。

 https://www.instagram.com/p/BGeC2uaEKRC/


会場に入ると、舞台の左右に椰子の木やいかにも南国のような花が設置されており、ジャングルを髣髴とさせる舞台になっていました。
私たちは舞台から見て左側、自分たちから見ると右側の位置にいました。席は前から6列目。近い!
ちょうど4つ並びの席で、お友達と妹と一緒に座っていました。
ここにアレックスが…と思いながら、開演時間まで待ちます。
15時ぴったりに登場したのは司会の荘口彰久さん。
映画の紹介をそこそこにまずはフッテージの映像を観てください!ということに。

 フッテージ映像について(ネタバレなし)

突然本編の映像が流れ始めました。
思いっきり本編、しかも冒頭ではなく、明らかに中盤っぽい。
そんな映像を、肝心な部分に入る前に終了する、というのが三回繰り返されました。
割と好反応な会場。どわわ、と笑いが起きたシーンも。
最後にいつもの予告が流れて終了。
すべて合わせて、わずか10分ほどの時間でした。
でも結構、本編見た気がする…
今回の売りである英国貴族のシーンはなかったから、そちらは劇場公開までのお楽しみかな。

 

レックス、登場!

そこから会場にライトが点き、いよいよアレックス登場…かと思いきや。
「舞台をもっとジャングルっぽくしますのでしばしお待ち下さい」と。
そして運ばれてきたのが巨大な草木のセット。真ん中にはターザン:REBORNの文字が。
本当に壁一面ジャングルのようになっていたらと思ったら、遂にアレックスが!
一気に湧き上がる歓声の中、すらりとしたアレックスが現れました。
私達もワーキャー叫びアレックスの名前を呼びながら、作ってきたウェルカムボードを出して歓迎していました。(勿論体より上には掲げてません!)
本日は黒シャツにグレーのパンツ。当たり前だけどサングラスかけてない!
出てきた瞬間には、客席の左側に座っていたファンの方が掲げていた「投げキッスして!」というボードに反応して投げキッスしていました!
かと思ったら、こちら側を覗きこむように見たかと思うと、手を降ってくれました。
一気に盛り上がる我々。
そしたら実はその時、「昨日会ったよね?」とアレックスが声をかけてくれてたんです。
昨日空港へ行ってた私と妹のこと、覚えててくれた!すごい!
登場してすぐに「僕はどこに立てばいいの~?」と長い足でバミリ(立ち位置の印)をつい、つい、と指しているのが凄く可愛かったです。

そんなオープニングのっけから射抜かれていたのですが、ここから司会者が進めていきました。
レックスが日本に来たのは三回目!前回は映画『バトルシップ』のプレミアの時。その前はプライベートで来ていたようです。
さっきお寿司を食べてきたんだよ!というアレックス。
そこから何故か怒涛のお寿司トークがスタート。
彼曰く、観光客がよく行くような店ではない所がいい!とリクエストした所、このステージの半分くらいしかない店に行って来たよ!と。
板前さんが二十歳にしか見えなかった、とか寿司屋の話が暫し続きます。
「そろそろ映画の話を…」という司会者に、「僕はずっと寿司の話でいいよ」とまで言っていました。笑

 

ターザンについて

レックスを目の前にした司会者が、なんだかすっかりターザンにメロメロな様子。
散々熱く、特にアレックスの肉体について語った後、我に返っていた様子が面白かったです。
そのままどうやって肉体改造をしたのか?という質問をしていました。
レックスはボディビルダーのような「魅せる体」ではなく、アスリートのような「動ける身体」を作りたかった、と言っていました。
鳥のササミと、ブロッコリーと、食事で調整をしてから、普通のトレーニングも試したし、ヨガやピラティスもやったよ、とのことでした。
喋っている間、左手はずっとポケットにしまわれたまま。時折ジェスチャーをするために出して、またすぐひっこめていました。
また、翻訳の鈴木小百合さんが日本語で話している間も、彼女の方をじーっと見つめてきました。
頷くわけでもなく、ずっと見つめている。たまに客席の方に目をやると、手を振ったり、投げキッスを返したり、手の指をおいでおいで、するみたいな仕草をしたり。
一度、鈴木さんが日本語で話している間に、後ろの緑一面な壁をじーっと見つめてはさわ…さわ…と触っていて、観客がそれを見てかわいいかわいい言ってたら自然に気付いて、照れたように笑っていたのがすごく可愛かったです。
役作りについては、ドキュメンタリー観たり実際に動物園に行ったりしたと言っていました。しかし動物園に行って、ライオンやヒョウを見ていた…ってネコ科の動物ばっかり見ていたのなんで?笑
最後にはシルバーバックのゴリラを見たよ!と言っていました。良かったちゃんとゴリラも見てた…
また、子供の頃から憧れだったターザンを演じられて光栄だったとも。
父がターザン大好きだったのもあるしね、と言っててやっぱりステラーン!と思う一面もあったり。


その後はプレスの方から質問の時間になりました。
最初このイベントはファンとの交流イベント、と銘打っていて、内容にQ&Aと書かれていたので一般枠からも質問できるかなーと思っていたのですがそんなことはなかった。なんだったんだ。
最初の質問は「日本にはアレックスさんのような素敵な方がなかなかいませんが、日本の男性にアドバイスをください」というもの。
これに対してアレックスは、「日本の男性は十分セクシーで格好いいと思うよ?」と連発。「僕は黒澤の映画を観て育ったから、ミフネとか格好いいじゃない!素敵な男性が沢山いるよ!」
それは少々過去なので、現代には…と尚も続く質問に「じゃあミフネを見習うといいんじゃないかな」とのお答えでした。

次の質問は、ターザンはアレックスにとってどんな存在か、というもの。先ほど役作りなどで似たようなことを聞いたため、翻訳者さんが少し質問を変えていたような感じでした。鈴木さん流石です。
レックスは、ターザンは人間の文明的な部分と野性的な部分の二面性を持ち合わせた人である、という話をしていました。妻ジェーンを助けるためには英国貴族のままでは難しい、だからターザンの面が出てくると。彼は「本当の自分を見つける物語でもある」と話していました。
ここでもう一問、と続ける方に時間がないので、と次の人へ指そうとしたら、アレックスが突然「誤解のないように言っておきたいんだけど」と言って付け加えて話し始めました。

「妻のジェーンはただ守られるだけの存在ではない。彼女はターザンにとってとても重要な役割を持っているんだ。彼女はターザンですら分かっていないターザンのことを深く理解している。彼女は一番の理解者なんだ。彼女の存在が、ターザンを救うんだ」と。
共演しているジェーン役のマーゴット・ロビーは、監督にジェーンを演じるにあたって、ただ守られるだけの存在には絶対にしたくないと言っていたそうです。マーゴットも格好いいし、彼女のことを汲んでわざわざ付け加えたアレックスも素敵!

そして結局ここで、質問タイムは終了。全体的に、一つの質問にものすごくアレックスは語っています。
この時点で終了予定時刻(15:40)を過ぎていました。

 

ゲスト登場

ここで、ゲストの方をお呼びしたいと思います…と言って現れたのはお笑い芸人の横澤夏子さん。
花かんむりに白いワンピースで、ジェーンをイメージした格好でした。
出てくるなりアレックスがハグでお出迎え!そのまま頬にキス!
会場には悲鳴が上がりました。
しかし一番うろたえていたのは横澤さんで、多分今まで受けたことのないであろう歓迎に「イヤーーーー!!!!!キャーーー!!!!」と悲鳴を上げていられました。

「今私汗すごいことになってるんですけど!」

と叫ぶ姿に、完全に自分たちを見ているような気持ちに。

横澤夏子です! I'm Jane!」

と言えばすかさずアレックスが「Yes, my Jane!」と!日本のジェーンだね、とニコニコなアレックス。
横澤さんが話している間も、アレックス、物凄く見る。じっと見凝める、と言いたくなるくらい横澤さんの花冠辺りを見ていました。
そして頭にもキス!なんであんなに大盤振る舞いしてるの?と思うくらいにキスの嵐でした。気に入ったのかな。「次回作には君が出てよ!マーゴットにはクビって言っておくから」と凄まじいジョークが出てくるくらい。次は君が出るんだよ!とかはよく言うけど、現出演者クビにするから!とまで言う人見たことないぞ。
終わりの方になってくると横澤さんが「ジャパニーズ・ミニチュア…ジャングル?」と言いながら盆栽のプレゼント。
レックスは「これ持って帰れるかな?」としげしげ眺めながら喜んでいるようでした。持って帰る気なの、嬉しい!
そしてフォトセッション。アレックスと横澤さんで撮った後「では横澤さんご退場頂き…」と言われてすみませんと横にどいていく横澤さん。そしたら何故かアレックスも同じ方向に歩き出し、そのままはけていきそうに。
荘田さんが慌てて止めたら「今とても汗をかいているから、拭いてくるよ」と言って一度アレックスはステージから消えてしまいました。
その間にも、「やっぱり日本の男性は…」とダメ出しをし続ける横澤さん。司会の方がいらっとするというお決まりの一幕。
「だって汗を拭いている姿だって格好いいんですよ…あのタオルが欲しいですよね!」
ステージの上からだと裾で汗拭いているアレックスが見えているらしく、実況してくれていました。
しかし完全にファンガール化されている。
最終的には「あのタオル、客席の一名様にプレゼント出来ませんかね?」と提案して却下されていました。

ようやくアレックス再登場。もう一回一人でフォトセッション。
後ろにカメラがあります、と言われると「Hello, Movie camera!」とぶんぶん手を振りながら叫んでいました。
投げキッスも!本当大盤振る舞いだなあ!
全てが終了して、アレックスが舞台から去る時も、最後にこちらの方を見て「サイン(ボードのこと?)ありがとう!」と叫んでくれました。優しすぎる!
当初想像していたイベントとはちょっと違いましたが、ものすごく楽しかったです。

 

これがそのウェルカムボードです。

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本当はもう一種類あったんですが、そちらが今手元になかったのでこれだけ…
うちわに厚紙足してるだけなのでそんなに大きくないです。

本当の交流イベントはここからだった

イベントが終わってから、帰るアレックスがひと目見られればいいよね、と何十人かで集まっていました。
するとSPの方が現れ、「急に走って動いたりしなければ、アレックスさんはここから出します」と言ってくれました!
じっと動かず待っていること約1時間、アレックスがなんと歩いて登場!
車で去っていくのに手を振れたらいいよね、くらいに思っていた私たちはびっくり仰天!
ファンサービスしてくれる気満々で現れた彼は、にこにこと快く一人ひとりにサービスをしてくれました!
しかも、「アレーックス!」という叫びや、「写真撮って!」という呼びかけに「Sure!」や「Thank you!」と一々返事をしてくれる。何度も言うけど優しすぎか。
子供が「ターザン!」と呼びかけたら「ハァアローゥ♡」と返事をしていたのがめちゃくちゃ可愛かったです!
ファンの方も、サインして写真を撮ってもらったら後ろにはける、という流れができていたので、大変スムースにサービスを受けていました。
そしてアレックス、出てきた通路にいたファンだけではなく、道路を挟んだ向かい側のファンにもサインをしにいっていました。なんとスタッフさんの制止も聞かず、「やる!」とずんずん進んでいった姿が格好良かったです。
最後に、借りていたペンをファンに向かって投げて、「バーイ!」
車に乗り込むと窓を開けて投げキッス!
そしてアレックスは、真昼の新宿へ消えていったのでした……
終わってから、最初から待っていたファンの方で、サインがもらえなかったと言っていた人が誰もいない!
「格好良かったね…」「凄かったね…」「優しいね…」とそこらかしこからアレックスへのつぶやきが漏れていました。
中には泣いていた方も。分かる、分かるよその気持ち…

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めちゃくちゃ優しい。
日本人、そんなに背の高い子がいないので、ずっと顔の近くに寄せる→立ち上がるを繰り返していてスクワット状態でした…
そして背中がびしょびしょだった…

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会場内でも暑かったけど、外の熱気も凄かったです。
そんな中、ずーっとファンサービスをしてくれたアレックスには、感謝しかない!


私は空港の時に用意できなかった手紙を渡しました。
「Oh, thank you!」と言ってもらえた!
そしてサインのリベンジを果たし、ツーショットも撮ってもらいました。ありがとう本当にありがとう。

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ジャパン・プレミアやるらしいので、また来てくれないかな、と夢見ています。
今度は家族でおいでよ。

 

映画『ターザン:REBORN』は7/30(土)日本公開です!

wwws.warnerbros.co.jp

夢にまで現れる名前を追って(タルコフスキーオールナイト)

映画

世界の映画作家シリーズVol. 173

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オールナイトで映画を観ることは何度かしたことがあるけれど、一人で行くのは今日が初めてだった。

池袋にある新文芸坐には、もっぱらオールナイトで行くことが多い。
見逃した作品をハリウッド大作から都内1館しかかかっていなかったような作品まで幅広く均等に扱ってくれる名画座だ。また、特集上映が豊富なのも魅力の一つだと思う。
ただ、私の家からは遠いので、「これぞ!」という作品でないと、中々足を伸ばせない映画館だった。
そして、昨晩がまさに「これぞ!」という演目だった。

アンドレイ・タルコフスキー
今年になるまで彼の名前すら知らなかった。かろうじて『惑星ソラリス』だけ名前だけ聴いたことがあった。
普段観ている映画のジャンルからは程遠い。
それでも彼の作品を観ようと思ったのは、何故か今年に入ってから彼の名前を何度も何度も繰り返し、色々な場所で見かけたからだった。
Twitterで、人の話で、坂本龍一プロデュースの爆音映画祭のラインナップで、インターネットの記事で。
何度も目の前に現れる名前は、何か特別な縁を感じてしまう。
運命と言うには大げさ過ぎるけれど、その時に出会うべくして出会っているのだ、だから手を伸ばすべきだ、と思う。その予感はあんまり外れたことがない。

そして決定的だったのは、映画『レヴェナント』の感想で、何度も彼の名前を目にしたことだった。
レオナルド・ディカプリオ、悲願のアカデミー賞主演男優賞受賞作。他にもたくさんたくさんの賞を獲ったという前評判だけが闊歩したまま、ずっとお預けを食らわされていた。
そんな前評判が光り輝いていた『レヴェナント』は、今年公開した数ある作品を全てすり抜けて、ガツンとこちらを全力で殴りにきた映画だった。
熊に大怪我を負わされても土に埋められても濁流に飲み込まれても、ディカプリオ演じるグラスの中を巡る憎悪が、真っ黒い炎となって真っ白な雪景色の中に立ち昇るような錯覚を覚えた。復讐に生かされている男の迫力に、私は完全に心奪われていた。
そんな『レヴェナント』はタルコフスキー作品へのオマージュである、類似性がある、という感想を見かけて、彼の作品を観てみようと思った所に現れたのが、新文芸坐のオールナイトだったのだ。

 

前置きが長い。

 

この映画を観よう!と思うと、最近はもうあらすじさえ確認せずに何も知らない状態で観ることが多い。
調べるのが面倒くさい、というのも本音だが、もうこれから観るのだから別にあらすじとか知らなくてもいいでしょう、という気持ちになってしまう。
そんなわけで、今回全く何も知らない状態で『ノスタルジア』『ストーカー』『惑星ソラリス』観て来ました。

 

映画感想

ノスタルジア

これが一番好き!火と水を多用する、という話をちらりと聞いていたけれどまさにその通りで驚く。
全編を通して撮影が美しい。光と影のバランスは息を呑む。いつも浮かび上がる生命の色は緑色。
聖母の中から鳥が飛び立つシーンは、レヴェナントにもあったなあ、とぼんやり。
イタリア語で歌われる聖歌が、それまで「音」の連なりとしか認識できなかったのに、字幕が振られた瞬間に「歌」に変貌するのが面白かった。
その後すぐに芸術の翻訳は不可能である、では音楽は?という話が出てきたので、頭の中を覗かれたような気持ち。
歓喜の歌が絶叫に切り替わる壮絶さは凄かった…
ろうそくの火を持って水を渡る、というシーンが大好き!
火は意志だ。水は生命だ。どちらも併せ持つのは人間だけだ。

 

『ストーカー』
禁止された“ゾーン”に魅入られた男たちが何かを渇望して足を進めていく。
“ゾーン”に入っていくまでのわくわく感!あの線路の上を進む小さなハイカー(?)での移動のシーンがすごく美しくて好き。
ゾーンの中が緑に覆われていて、来た者が帰ってこない場所なのに、不思議と生命は息づいているような、しかし花の香りはない無機質さを感じた。
しかし2部の途中で気づいたら意識がなくなっていて、途中でまったく分からなくなってしまったのが哀しい…
面白かったのに!近々リベンジする。絶対だ。

 

惑星ソラリス
宇宙の映像が殆ど無かったのでびっくり。
映される惑星の景色は、立ち込める霧と思考する海ばかり。
それが正体が見えない不安を煽る。
姿の見えない恐怖がずっと立ち込めていて、ものすごくはらはらしながら観ていた。
途中で出てくる立体高速道路、「銀座方面」の文字に日本だということに気づく。

 

全部観終わった感想は、とにかく全てが良かった、ということ。
観に行くかどうするか結構最後まで悩んでいたけれど、スクリーンで観ることが出来て本当に良かった。
『ストーカー』のリベンジは勿論、『鏡』や他の作品も観たい。
思っていたより楽しめたことに驚いた。昔なら意味が分からない、だからつまらない、と結論づけていそうだったから。

 

使われているモチーフとか印象的なこととかメモにしたかったんだけど、万年筆しか取り出せず、全部自分の手の甲に書いた。すごく危ない感じになった。
何度も洗っても完全には落ちなくて、一日経って、ようやく消えた。

我が家から一番近い国外脱出法

イベント

今晩は。もうすっかり春めいて来ましたね。はとです。
お気に入りのトレンチコートが大活躍しております。
そのトレンチコートを着た写真を、先日Twitterに載っけました。

 実はもう一ヶ月前という事実には目を背けてほしい。

こんなコメント付きだったので「また台湾行ってきたんですか?」と尋ねられたんですが特に飛行機や船には乗り込んでいません。JR横須賀線だけです。

と言うわけで行ってきました米海軍横須賀基地!

 

きっかけ

今年の2月頃にたまたま見かけた、横浜の映画館「シネマ・ジャック&ベディ」さんのブログでした。

米軍の映画館では当然3Dが観られるというお話 | シネマ・ジャック&ベティブログ

この記事を見た時に「こんなものがあったんだー!」と驚いたのでした。
そこで更にそのブログからリンクしている記事を見てみると、一般公開日に映画館が普通に上映していたから、日本で未公開の作品を観て来た、という記事まで出てくる。
勿論字幕&吹替はなしだけれど、海外で公開されている映画を観れるかもしれない…?

そう思って上映スケジュールを調べてみると、日本で公開中の作品も勿論、『Deadpool』『Zoolander2』『We Are Your Friends 』『The Witch』…と、いつ日本に来るのかもわからないけれど結構な大作や公開は決まってるけどかなり先の話、みたいな作品までが一日に三本くらい上映されている模様。イギリス本国ではスルーが決まった『Gods of Egypt』なんて3D上映ですってよ!(日本の公開も決まりましたが9月です)

これはチャンスがあるなら行くっきゃあるまい、もし当日映画を観れなくても、映画館を見てみたい!
そう思った私は虎視眈々とチャンスを狙っていました。

狙うは一般開放日

そうは言っても他国の軍事施設です。おいそれと入れる場所ではありません。
年に何度か一般開放される日があるのでそれを待つと書いてあったので、気長に待つかと思っていたのですが…なんと3月20日に<日米親善よこすかスプリングフェスタ 2016>なるものが開催されるじゃないですか!
これはチャンスだと思い、いつも付き合ってくださる友人のMさんを連れて行くことにしました。ちなみに二人共横須賀へのイメージがカレーくらいしかないという超初心者です。
ところでスプリングフェスタって何?

映画館空いてる?
そんな状況で当日集合時間をのんびりめに設定したちょうだらだらモードの我々。
横須賀駅に着いてから案内の方にどこから行けばいいのかと尋ねると
「今入場に3時間くらいかかるらしいよ」

…さ、3時間!?

あまりの時間の長さに「か、帰ろうか…」と心が折れかけたのですが、とりあえず行ってみるだけ行ってみようということになり歩いて基地まで向かうことに。
なんとなく流れはあるのでそのまま進んでいく。すぐに列は発見できました。最後尾に並びます。
どこまで進めたら施設に入れるかは初めて来た場所なのでまったく分かりませんでしたが、あまり立ち止まらずに列が動くので「さすがに3時間は待たなくてもいいだろう」と思いながら列に並んでいました。
進んでいくに連れて海が近くなり、記念艦「三笠」が見えてきます。おお、全く戦艦に疎い私ですらその名を知っている!(進撃の巨人に登場するキャラクター、ミカサ・アッカーマンは確かここから取られていましたね)

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そしてここからカラーコーンで列が仕切られており、ようやく目的の場所に辿り着いてきた実感が湧いてきます。

ここで国外から遊びに来たアメリカ国籍以外の方は入場のためにはパスポートが必須でしたのでお気をつけください。
というか行きの電車で注意事項を読み始める我々(遅い…)

「そういやパスポートってあった方がいいって書いてあった」

「嘘でしょ持ってきてない! 密入国になるのでは…?」

などと馬鹿なことを言っていましたが簡単な荷物検査だけで入ることが出来ました。

不法入国じゃなくて良かった。

なお、並んだ時間は実質一時間くらいという所でした。

中はまるで合衆国!?

ようやく海軍基地の中に入ると、そこは完全に別世界でした。
道路標識がすべて英語! だだっ広い道路を歩くたくさんの人々!
そこは軍事施設というよりは、海外のテーマパークに遊びに来たようでした。
迷彩服を着ているお兄さんお姉さんと記念写真を撮る列ができていたり、芝生に座ってご飯を食べている人たちがいたり。
中に進んでいくと、なんだか学園祭のような雰囲気。

主に出店と、それに野外の音楽パフォーマンスが行われていました。
 野外に作られたテーブルと椅子に食事をしている人たちの多いこと!

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屋台に出ている食べ物がピザやバーガーばかりで、アメリカンな雰囲気を感じます。

それにしてもすごい人でした。

それらをすべて横目に、我々は映画館を探します。
部内者であろう迷彩服のお兄さんたちに「映画館はどっち?」と尋ねたのですが、
私の「Theater」の発音が全く通じず、最終的にスマフォに頼るという始末でした…
その後しばらく「Theater」と唱え続けていた…

遂に来たぞ!これが映画館だ!

言葉の壁と人込みを乗り越えてようやく辿り着いたのがこの「Benny Decker Theater」!

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嬉しい!と全身を使ってはしゃぐ私。 

 

国内にあるけど!国内じゃない!目的地に辿り着いた我々は、ひたすらはしゃいで映画館の前で写真を撮りました。
他にそんなことしてた人いなかった。

映画館の前はテーブルや椅子が並んでいて、皆もりもり食事をしていました。
中に入ると、右手にすぐ売店、目の前にはもう劇場への扉、左手にトイレという1スクリーンの映画館でした。
トイレがめちゃくちゃ混んでいた。
現在公開中の映画のポスターが飾ってあったので、写真を撮りまくる。

 

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ああ、ズーランダー2…!(めちゃくちゃ反射してるけど気にしないでください)

 

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ビル・スカルスガルドどころか主要キャストさえ認識しづらいALLECIANT(ダイバージェント3)
(めちゃくちゃ反射してるけど略)

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こちらは外のポスターたち。最高なラインナップですね。

 

そしてこちらが劇場内!

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写真から見て分かる通り、残念ながらこの日は映画はやっていませんでした。
代わりに<Seventh Fleet Band>による特別な演奏が行われるとのこと。
映画館内は勿論ドリンクやポップコーンが売っていましたが、外に売ってたピザを持ち込んでいる人がいたりと、のんびりな雰囲気。これも学祭っぽい。
我々もチーズバーガーとコーラを買って演奏を楽しみました。
最近の曲やちょっとカントリー調の曲、しっとりとしたバラードなどのオンパレード!
これが思いの外楽しかった!
特にWALK THE MOONのShut Up and Danceが流れた時は、バンドも会場もテンション最高潮!
会場は立ち見がたくさん出るくらい盛況でした。
途中で席が空くと、怖い顔をしたスタッフさんが次々と新しい人をキビキビと座らせていったのが面白かったです。
隣で聞いていたおじいさんがずーっと体揺らして声を上げて叫んでいて、こちらまで楽しい気分に。
目が合って笑ったりしていたら、最後には「うるさかったでしょう」と言われたので「そんなことないです、楽しかったです」と答えたら握手をして去って行かれました。

終演後は、バンドマンたちがステージの下まで降りてきていろんな人と写真を撮っていました。
私もちゃっかり撮ってもらった。

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実はこのバンド、アメリカ海軍内に存在する11のバンドの内の一つで、日本ではこの横須賀基地にしか存在しない大変貴重なグループでした。こういうお祭りとか式典の時にしか見られないそうです。

 

まだまだ楽しい!異国感!

映画館を後にした我々は、のんびり基地を一周しました。
(入らなかったけど)フードコートと長蛇の列を眺めたり、黄色い消火栓にわくわくしたりと満喫しています。
映画館以外の娯楽施設として、ボウリング場がありました。中ではプレイしている人も。

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奥には野球場もありました。こういう所もアメリカっぽい。

あと当然と言わんばかりにマクドナルドがあったので「これでもしアメリカと同じメニューだったら頼もう!」とわくわくしていたのですが流石にそれはなかったです。

ぶらぶらしているとU.S.NAVYのロゴが入った消防車が道路に出されていたので、キャイキャイ言いながらじっくり見ました。

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そろそろ片付けるよー、とサイレンを鳴らしながらしまわれていったのも面白かった…

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こちらは郵便局です。
他にも住居施設など、ここが生活の場であることが実感できる建物もありました。


最後に海を眺めながら

「次回はもっと早い時間に来よう」
「あのどでかいピザを食べよう」
「そして次こそ映画を観よう…!」
と今回の反省と決意をしたのでした。

調べたらまた入る機会があるみたいなので、どこかでまたリベンジします。

 

求めていた音響は灯台下暗し(イオンシネマ海老名に行ってきた!/MMFR感想あり)

映画

どうもお久しぶりです。
色々書きたいことは溜まっていたのですが、ついついブログは放置しがちですね…
140文字がいかに楽ちんかにかまけていてまったく書いておりませんでした。
本当は去年台湾に行った話とかクリパがかわいいとか下書き見ると書きかけた記事が溜まってるんですが、お披露目出来るのはいつになることやら…

 

熱量が高い内に書いた方がいい!と思ったので本題に入ります。

イオンシネマ海老名のTHXが凄い!

THXとは何ぞや?
とまず初めに思われると思います。
私もあまり知りませんでした。
詳しくはこのイオンシネマさんが用意したページにて詳細が載っています。

THX|イオンシネマ

簡単に言うと、あのルーカスフィルムが始めた超こだわりの音響システムということです。(現在は独立しています)
しかも、厳しい基準をクリアしないとTHX劇場とは名乗れないそうです。
しかも年一回審査があり、そこで駄目なら名乗ることを取り消されるという、結構厳しいシステム。
そんなTHXが日本で初めて認められたのが、イオンシネマ海老名なのです(当時はワーナー・マイカル・シネマズだった。懐かしいね)
しかし何故海老名なのか。神奈川県海老名市。特に都心からアクセスしやすいかと言われればそんなことはあまりない気がする。あっでも新宿からは小田急線で一本だ!

そんな海老名、実は割とアクセスしやすいのですが、ついつい川崎に行きがちなので存在すら忘れていたのでした…
この事実をどうしてもっと数年前から思い出さなかったのか…自分をぶん殴りたい…
(そういう後悔を下にこの記事を書いています)

 

という訳で体験してきました。
ルーカスフィルムの一部門として始まったこのシステム、やっぱり観るなら
スター・ウォーズ/フォースの覚醒』しかないっしょ!
そう思って意気揚々とイオンシネマの上映スケジュールを眺める私。
しかし、探せども探せども見つからないスター・ウォーズの文字…
その代わりに発見したのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だったのでした…
上映、終わってた…
そもそも私がスター・ウォーズ行こうと思ったのは、3/25で上映が終わるよ~という話が出てきたからなのでした。
一度しか観ていないので、もう一度観るなら4DXかなと思っていたのですが、ずっと頭の片隅にTHXの存在がありました。
しかし後悔先立たず。
そんな訳でVいくつか(何回観たか)忘れた、マッドマックスを再び観ることに。

(以下、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(以下MMFR)ネタバレを含みます)

 

広告が流れてて音が大きいかも、くらいでぼんやりしていた私、WBのロゴが出てきた瞬間からぶっ飛びました。
しょっぱなからビリリと震える映画館の空気と言ったら!
唸るエンジン音、爆発するような音、音、音。鳴り響いて頭がクラクラするほどのストリングスBGMの高音。怒涛のような水飛沫。また爆発。その分音がなくなった瞬間の、静寂。
私が求めていた音響は、これだーーーーーーー!
一人心の中で快哉を叫んでいました。そう、これなのよ!
私は立川シネマシティの極爆上映も好んで通っていました。
立川は音響がものすごく綺麗です。しかも映画ごとにきちっと調整が入り、一番聴きやすい音に仕上げてくる。
こういうことが出来る映画館は日本で立川シネマシティだけだと思っています。ただ、私にとってはちょっとばかし上品過ぎる。
その点イオンシネマ海老名のTHXは、ともすれば耳が痛くなるような轟音だったのです。
高音が聴かせてくるったらない。けれども耳を劈くほどではない(つんざいてだめだーってなったのはブルクだったりします…高音が響きすぎて死ぬ…)
観終わった後の残響感、轟音でライブに行った後のようで恍惚としていました。

 

繰り返し観ている映画は数を重ねると流石にあまり泣かないのですが、今回は初めてフュリオサが鉄馬の女たちに会うシーンでぐっときて泣いてしまいました。
あのおでこを合わせるシーン、ものすごく込み上げた…
また、その直後にフュリオサが“Green place/Home”などないと知って慟哭するシーンでも涙がこみ上げてきました。これは音響が良かったからに他ならない…
いつもは大抵ニュークスの最後の「Witness me」で泣いてしまいます。
こちらもとても綺麗に聞こえました。


マッドマックス 怒りのデス・ロード』と言えば、先日アカデミー賞を6部門受賞していました。
その内の録音賞、音響編集賞という賞を受賞しています。どちらも音に関する賞です。
コマ抜きされたアクションに、ぴったり綺麗に台詞が重なるようになどを美しく出来たことに対してと、それらに加えて爆発の音の効かせ方などを合わせているのがどちらも優れているから勝ち取った賞だと思っています(ちょっとここら辺私もぼんやりとしか説明できなくてごめんなさい)
それらが見事に体感出来る劇場でした。
今までMMFRはIMAX、4DX、MX4D、極爆上映、絶叫上映、エクストリーム4DXなどかなりの種類で観て来ましたが、今回のTHXでの体験は、間違いなく最高でした。
もし初見で、3Dが苦手という方には絶対に観て頂きたいです。
初見でなくても、立川やドルビーアトモスやウルティラなど、他の音響と聴き比べしてみても楽しいと思います!
私的には、現在上映中の『ヘイトフル・エイト』がここで観てみたいと思いました。
こちらの作品もエンニオ・モリコーネが作曲賞を受賞しています。音楽に連れて行かれる気分になって、こちらも大変素敵な作品です。

 

THXもそうですが、映画館で聴き比べとか、スクリーンの発色の良さとか大きさとかを比較して観るの結構楽しいですよ。

その上でお気に入りの映画館が見つかるとなお楽しい!



しかし本当、なんでスター・ウォーズ観に行かなかったんだろうな…
というかあんな映画やこんな映画、イオンシネマ海老名で観たかった…
どうして今まで利用しなかったのか不思議で仕方ないです。
(ぶっちゃけ立川と海老名を比べてしまうと圧倒的に海老名のほうが時間も交通費もかからない…)
せめてエピソード8の前に、エピソード7のリバイバル、お願いします―!

 

直球で美麗なスパイたち、あるいは監督たち(『コードネームU.N.C.L.E.』感想※ネタバレあり)

映画

はじめましてもそうでない方もこんにちは。はとです。
映画が好きで、何か昂ぶったりTwitterでまとめきれない時にここを使おうと思いました。
やおい好きなのでそういう話も出ますしそうでない話もします。
多分更新は稀だと思いますが、よろしくお願いします。


というわけで、『コードネームU.N.C.L.E.』についてです。
ワーナー試写室にて試写会に誘っていただき、原稿の合間に観てきました。
ガイ・リッチー監督でまたバディもの!しかも原作があの有名ドラマ!
というわけでずっと楽しみにして期待値ガンガンにあげていました。
既にもう記憶がうろおぼえという体たらくですが、お付き合い下さい。
以下ネタバレをしています。

 

 

 『コードネームU.N.C.L.E.』

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(本国版はこのポスターが黄色なのですが、日本版の赤で正解!と思いました)


あらすじ
東西冷戦時代、画期的な核技術を開発した博士が失踪する。
彼の行方を追い、世界の危機を妨げるため、アメリカのCIAとロシアのKGB、それぞれ凄腕のエージェント二人が手を組んで阻止しようとする。

 

かんそう
まさにガイ・リッチー!と叫びたくなるようなバディムービーでした。
WBのロゴが出る瞬間からおしゃれ!日本版のポスターが赤なのは正解!と叫びたくなりました。
シリアスとコミカルの配分がバランスよく、軽い気持ちで楽しめるいい作品です。
特に主役のヘンリー・カヴィルが物凄くハマり役でした。パーフェクト・ソロ!
美しくてスマートでそれでいてチャーミング、彫刻のような美しさと相まって華麗で良かった。
対するイリヤはドラマとはかなり違ってガチムチ大男にされており、肉体担当になっております。
こちらを演じるアーミー・ハマーも大変かわいかったです。声が美しい!
この二人が考え方から行動から何から何まで正反対で、だからこそ生み出されるすれ違いやコンビネーションやカバーがたまりませんでした。明らかに二人の関係を揶揄するような台詞まで出てきてひっくり返った。
また、ヒュー・グラントのキャラクターもたまりません。彼、もっとこういう役をしてほしい。

そして特筆すべきは敵キャラであるエリザベス・デビッキ様!様をつけたくなる!
美しくて賢くてとんでもない悪女で最高でした。
こういう悪役のボス、待ってた! と叫びたくなった。
2015年は男性ヒロインが登場した作品が多かったけれど、女性ヴィランが少なかった気がするので(キングスマンのガゼルは最高でしたが)(あっ、『ミニオンズ』のスカーレット・オーバーキルがいました。彼女も素晴らしい)
この映画も最近のハリウッドの系統に漏れず、ヒロインのアリシア・ヴィキャンデルなど女性の描き方がきちんとしています。それが押し付けがましくなくてサラリとやっているのがガイ・リッチーならではという気がします。
音楽も撮影もキメキメで格好良くて、役者たち自体も身にまとっている衣裳も素晴らしい!
60年代の雰囲気とスパイたちの暗躍っぷりが相まって溜め息が出るほどおしゃれでした。
本当にいいもの観たなーという感じです。


ここからがちょっと考えてしまった所なのですが。


公開前から、一部で「この映画はガイ・リッチーからマシュー・ヴォーンへのアンサーソングではないか?」と囁かれていた本作ですが、観てみたらアンサーソングどころの話ではありませんでした。
メインキャラクターの一人、イリヤ・クリヤキンがマシュー・ヴォーンの監督した『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(以下XFC)に登場するエリック・レーンシャー/マグニートー(マイケル・ファスベンダー)に雰囲気や服装が酷似している、という話が囁かれていました。まあ確かに似ているけれどまあ映画はどうなっているか分からない…と思っていたら、XFCを髣髴とさせるシーンの連続。
特にイリヤが敵に追われて水の中に沈んでいくのをソロに助けられる、というシーン。これ撮り方から何からまんまエリックとチャールズでした。このシーンが衝撃的すぎてその後しばらく集中できなかった…

なんというかガイ・リッチー、直球すぎる。

しかもこのシーンではないかもしれないけれど、U.N.C.L.E.の隣のスタジオでキングスマンを撮っていた、という逸話を思い出してまた震え上がりました。友人が新作撮ってる隣でその友人の別の作品の二次創作を撮ってるって何考えてるんだ。


ここまで来るとアンサーソングと言うよりは、最早ガイ・リッチーXFCなのではないかというくらいでした…よくこれにOK出したなワーナー
相違点は、この作品の二人は仲違いをしないで話は続いていく。
マシュー・ヴォーンはもう少しオブラートに包んでいたぞと言いたくなりました。
(彼がキングスマンでまるで『裏切りのサーカス』のオマージュなのでは?と言いたくなるような関係性を描いていたのですが、それはこちらが深読みをしているレベルに過ぎない、と言えば過ぎない)(でも明らかに意識してるよね)


なのでそう言った意味でもこの映画はとてもおもしろいのです。かつては一緒に仕事をしていた二人が決別してから、お互いのことを意識したような作品を撮り続けている中、この作品はまさに集大成という感じがしました。
二人の監督が再び一緒をする日がくるのでしょうか。是非お願いしたいところです。
私的にはキングスマンとコードネームU.N.C.L.E.の二作を、監督を入れ替えて製作してもらいたい。


ただ一方で、これは『0011 ナポレオン・ソロ』のリメイクではなかったのか? という疑問が消えないままでいます。
ドラマ版を全部観ているわけではないけれど、観ている範囲では、明らかにこれは別物だな…と。
別物、という意味ではガイ・リッチーシャーロック・ホームズも割と型破りと言われているけれど、これはオマージュになっている作品はあまりない気がします。対して今回のU.N.C.L.E.は、リメイク元の作品よりも別の作品の色がはっきりと見えてしまう。冗談でも贔屓目でもなく、あまりにもXFCのオマージュに溢れてたんですよね。
これ、原作ファンにどこまで受け入れられるかな、とちょっと考えてしまった。

 

素敵で面白かったけれど、ちょっとガイ・リッチー版のXFCを観たような気分になったので、次回作でまた活躍するU.N.C.L.E.の二人が観たいです。新生U.N.C.L.E.の二人も、魅力たっぷりだったので。(本当はもうちょっとイリヤ側も深彫ってほしかった…)
続編待ってるよ!(勿論監督はガイ・リッチーでね!)


(ただこの作品、現時点で制作費を回収できてないそうなので、結構絶望しています…皆観に行こうね…)