熱に羽化されて

好きすぎてこじらせたうわ言や思考の整理など

二月再び(つまりは言い訳)

2018年ブログ2本目である。
二月もあと15分くらいで終わる。
お前は前回何を書いたのか、と3回くらい問いただしたが仕方ない。

二月は楽しい予定以外は、殆ど原稿やってるか体調悪くて寝そべってるかの二択だった。
原稿と言っても仕事ではなく、単に同人活動だけど。
なので自分の責任で申し込んで出しているんだからそのへんのバランスは取れよという感じなんだが、これが書ける時と書けない時の差がひどい。今回こそは進捗チェックをしようと思っていたけれどてんで無理だった。

するとびっくりすることに、今度は映画を観ている時間がない。
好きなもののために好きなことができなくなる矛盾にとらわれていたら一ヶ月が終わった。
二月が短いのが悪いと思うよ。

そう言えばドラマ、うっかりボードウォーク・エンパイアを始めました。
何故って言われたらHuluの配信期限がギリギリで、Amazonプライムが拾ってくれるかイマイチ微妙なところだから…あとイン・トリートメントはつまみ食いの方向に走ることにした。
まだ何にも始まってないけど思ってたよりも見進められそうな気がする。気だけ。

 

あと本を!本を読み始めて終わりそうなのは久しぶりなので、これも感想書けたら良いな。
全然記録に残すことが出来ない。
基礎体力が落ちてきちゃったので、もりもり挽回したい。
だってもう春はすぐそこだぜ。

 

そんな訳で、明日は『ブラック・パンサー』観てきちゃいます。
楽しみだ―!

1月は一瞬

あけましておめでとうございます。
結局去年最後に上げた記事で、出来たことは半券の整理とスター・ウォーズを観に行ったことだけでした。
ドラマは当初と違うドラマを完走しました。珍しく邦ドラの99.9のS1です。
S2のために観たけど正直S1の方が今のところ面白い。

 

去年の日記を見返していたらやっぱり1月に映画ベストを上げていたけれど、今年は言い訳させてほしい。
なんてったってインフルエンザA型に正月早々罹っていたから。
ほぼぴったり三年ぶり。三年前は何してたかなってショーン・クラーク*1に会ってたことしか共通点がない。
祝日に行く診療所の悍ましいまでの混み方と具合の悪い人たちの入り乱れと通常よりも高い診察代と39℃の発熱で超絶具合が悪かった。
年始から働いていた方々は本当にお疲れ様でした…病院やってなかったらマジで死の危険を感じた…

 

ようやく仕事復帰してもずーっとばたばたしてて、ようやく落ち着いたのがもう月半ばくらいだった。
そこでようやく年が明けた!という気持ち…
おばあちゃんと妹の誕生日会やって、初詣に行って大吉引いたりした。
そんな年なかなかないので結構いい感じになっていくのではないか、という予想。
自分でしていくしかないけどね。

しかし今週になってまた体調が崩れて、びっくりするほど痩せた。
一瞬久々にすごい記録を出して自分でもびっくりしたレベル。去年履けるようになったーって言ってたけど秋にはもう履けなくなっていた例のスカートが再び入るくらいには痩せたしあの時よりも体重は落ちた、けど痩せたというよりは単にやつれたという方が正しいので体調、上向きにしていきたい。

 

2月は1月の倍は楽しい予定をもりもり詰めてみたので、生き抜いていきたいものです。


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あととっとと映画ベスト出したり原稿やったりします。
ベストはもうちょっとなんだけどさ。

*1:イベントマネージャー。ノーマン・リーダス等のウォーキング・デッドに出演している俳優さんの担当が多い。年末のハリコンで来日しており三年ぶりに会った

情熱の羅針盤は君の胸にはありますか

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」

「やり残したこと」じゃなくて「やっておきたいこと」というのがポジティブだなと思ったので書こうと思った。
やっておけたらラッキー、みたいな、そういうプラスαな感じがする。

今年残りあと2週間、2週間あれば何が出来るかと考える。

  1. スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を観に行く
  2. 2017年映画ベストを考える
  3. 原稿を一文字でも多く進める
  4. 年賀状/クリスマスカード書く
  5. 映画の半券まとめ
  6. 途中になってるドラマを完走する


このあたりはなんとかなるだろう。恐らく。
ドラマはちょっと怪しいけど。
そして何より、

来年のプランを立てる

今年やりたかったのにやれなかったことって何かあったかな、と思って自分の手帳の最初のページを開いたらこうなっていた。


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まっっったく使いこなせてない。
目標がないとどれぐらい自分がどうなったのかわからないんだな―、という当たり前のことを改めて思い知った…
なので来年はどういう年にしたいのか、もう少し自覚的に生きていきたいなと思う。
私は27くらいで死ぬと昔からなんとなく思っていたのだけれど、あれっもう1年切ってるな?ということに気づいて若干焦っているのもある。いや死ぬ予定はないんですけど。なんとなくね。そこで死ぬから、って区切りをつけとかないと人生なんてもっと前に放り出していた。楽しみ方を少しずつ見つけられるようになってきたから、多少ましになってはきている。
基本的に超行き当たりばったりで生きてるんだけど、もう少し自分のことを考えた方がいいというのをここ最近感じるようになってきて、いやいやながらも向き合わないとなーという気持ちになり、せっかくなら、愉快で楽に生きていきたいと思いつつ、ちょっとでも目指すものが見えるようにしておきたいな、と言うのが今の気持ち。
こういうのって自発的にやらないとあんまり意味がない気がする。他人に目標立てろとか言われても、正直身に入らないから。


上記のことを片付ける、というよりかは、やっておけたらラッキーくらいの気持ちで、でもひょいっとやっていけたらいいな。
来年はもっと思ってから飛ぶ速度を早くするのと、うだうだする時間を減らしていきたい。
なんだかそんなに焦っていないのは、今年に対して後悔があまりないからな気がする。去年とか一昨年の方が、今思い返せばもっとあれやっておけば良かった…とかそういうことをうじうじ悔やんだりする。でも今年はなるようにしかならなかったし、綱渡りなこともやったし、だからこそもう大丈夫、早く次行こ次、みたいな気持ちになってきている。
来年はもう一味違うぜ、となれたら良い。

と、こういうことをつらつら書いていたらタイトルにもなっているASIAN KUNG-FU GENERATIONの『羅針盤』という曲を思い出して今大打撃を受けている。何年前だよこれ…

崩壊アンプリファー

崩壊アンプリファー

2017年の買ってよかったものたち

今週のお題今年買ってよかったもの

今年の上半期にやってた人たちが羨ましくて、今週のお題に来てたので便乗してみることにしました。
とても雑把に並んでいます。

ロンドンへの航空券

去年は海外へ行ってないので久しぶりに、そして初めての一人旅!楽しかったこともトラブルも満載で、今となっては全部楽しかったです。迷惑をかけまくった友人たちには申し訳ないけれど…でも大好きな人たちにも会えたし、生のお芝居楽しかったし、最高!
あと色んな意味で買えて良かったです、ただしほんとに買ってよかったのかと言われると困る。
ちなみに私が観に行った『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』は、来年の5月に日本の映画館で上映します。
www.ntlive.jp

Bobby

これが一番の収穫かもしれない。
シンプルな形のリュックがほしいなと前々から思っていたのだけれど、海外旅行に持っていくなら防犯昨日が高いものがいいと悩んでいたところに、話題になっていた。お友達が持っているものを見せてもらい、実際に背負わせてもらって気に入ったので、個人で海外から購入した。今なら日本のAmazonでも買えます。
とても軽く感じる。でも実際は荷物入れれば重いので、後から肩こりがすごい。
意外と入るようで入らない気もするけれど、大変に機能的。
そろそろ通勤もこれにしようかなと思っている。

XperiaXZ

以前に持っていた携帯の動作がかなりおかしくなったので、せっかくならばインカメラが綺麗なものをと思って購入。
ずっとGalaxyだったけどここに来てSONYに出戻り(昔一時期SONYガラケー使ってた)。
この点においては今年めちゃめちゃ活躍したので言うことないです。
ただし遠くのものをズームするとまったくピントが合わない!(だめじゃん)
しかしなぜあの時SIMフリーにしなかったのかは自分でも分からない(まだ若干不審と不安があった)

コムタンスープの素

コストコで味見したらめちゃめちゃ美味しかったので購入。
韓国映画見てるとおなじみのロゴ、CJグループです。
大袋の中にポーションが何個か入っている。
ポーション一つで二人前くらい作れるの強い。
卵や切った野菜を入れて適当に煮るともう一品になる。

#586539:CJ ダシダ 牛骨コムタンスープ 20g×12個入(240g)

#586539:CJ ダシダ 牛骨コムタンスープ 20g×12個入(240g)

Forest

今年唯一課金したアプリ。
自分が設定した時間内に携帯を触ると植えた木が枯れてしまうというシンプルなもの。
10分くらいから単位を区切れるので、「この時間はこれをやる!」と決めた時に起動しておくとタイマー代わりにもなって、記録も取れるから使い始めた。
時間に応じて木が成長するのと種が貯まるのだけれど、それで新しい木をアプリ内で購入することが出来る。
大量に種を貯めると本物の木を植樹出来ると知って課金した。ちょこちょこ使ってるけれど、正直あんまり貯まらない。それでも無理やり携帯を離すのにはありがたい。

カーキのフラットシューズ

靴屋さんではなく洋服屋さんでマネキンの下に置かれていたものをぴこーん!と来て履いたらぴったりだったのでそのまま購入。
靴、幅広甲高なのであんまり合うものがないけれど、柔らかくてしっくりきていて良いです。踵がないので足があんまり疲れない。
冬場履くのにちょうどいいです。既にガシガシ履いてる。

THE FACE SHOP X MARVEL 2 IN 1 CURLING MASCARA

韓国に遠征する友達に頼んで買ってきてもらった品物。
昔からそうなんだけど、好きな作品とコラボしたコスメは買ってしまう…
スタトレ✕M.A.C.最高でした…
赤いマスカラ、以前友達がつけていて最高にかわいくて、いつかチャレンジしてみたいなあと思った所にこのコラボ!買うしかなかった。
ここぞという時のお遊びにつけています。
これをつけてジャスティス・リーグのプレミアに行ったのはここだけの話です。
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『フィリピンではしゃぐ。』

お友達が描いたレポ本を読んでいるうちに俄にブームになってる時におすすめされた漫画旅行記。すんんんごい良かった!
細い線で丁寧に描写されている生活や生き生きとした人たち、美しい景色や美味しいご飯。
フィリピン、なんとか行きたいなあと思った。
あと、これ読んだ瞬間はすごく英語頑張ろうー!と思うので、英語…とうだうだ思っている時に読むとすごくやる気が上がります。笑
hasya.booth.pm

English Grammar in Use

と、いう訳で英語繋がりで。
日本語の文法の参考書を買おうかと思ったんだけど、もういっそこっちの方がいいかなと思って購入。
すんごくのろのろやっているけれど、改めて言われるとはーなるほど、とか面白い、と思ってやれる。
来年中には一周くらいしてみたいところ。こういうの、周回するために作られているわけではないと思うんだけど…

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English

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映画とお芝居のチケット

なんかこれのために生きてる感じ、あるよね。
今年も沢山観ました。観た数以上にたくさんたくさん感情を動かされ、笑ったり泣いたり怒ったり虚無になったり大変楽しかったです。


以上、こんな所です。
書いていて思ったけど、今年は全然音楽にお金を使っていなくて、自分でもショックを受けた。
ベイビードライバーのサントラを買ったきりしかCD買ってない…でもこれは映像との融合だからこそ何倍も素晴らしかったと思ったので、サントラだけ聞くよりもやっぱり映画観たい、と思ってしまう。
あと本も漫画も全然買ってないなー。
来年はもうちょっと積読してでも本買おう…

私の旅の仲間たち(ワーナー試写室でLotR貸切上映した話)

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なんとかして手に入れたパンフレット。
イライジャ・ウッドだけは変わらないな…


トールキンアドベントカレンダー、ギリギリ滑り込んで4日目の記事です。
トールキンの熱いファンの皆様の記事が並ぶ中、タイムマシンのような状態の話ですが、こういう機会を頂いたので書いていこうと思います。

2014年、秋に遡る

そもそも事の発端は、映画配給会社、ワーナー・ブラザースの公式Twitterアカウントの77777フォロワー到達記念企画に当選したことからでした。

なんと特賞の

ワーナー・ブラザース試写室貸し切り権】

に当選したのです。

貸切上映権は以前フォロワーさんが当選しており、その時に鑑賞したい人がどなたでも参加できるようにしていたのが素敵だったので、それに倣いました。
(あの時観た『ブレードランナー ファイナルカット版』、まさか続編が出来るとは思わなかった…)


しかし、肝心の上映作品がいつまでも決まらず…
候補作は自分が今まで映画館で観たことない、もしかしたらもう観れない作品ということでした。
色々と候補を絞っていくうちに浮かんできたのが『ロード・オブ・ザ・リング』(以下LotR)でした。
実は、この一作目だけ映画館で観たことがなく…二作目の公開前に一作目をDVDで観て、なんでこれ観なかったんだろうなーと思って、本にも手を伸ばしたりしました。ちゃんと読破しました。
その頃ちょうど、毎年新文芸坐LotR三部作の一挙上映が行われていたのですが、ちょうど前年一作目の上映権が切れてしまい、その年は2と3だけの上映でした。
それが行われるのが10/25。
また、ちょうどホビットの一作目のリバイバルが10/23まで全国各地で行われていたため、またトールキン作品が盛り上がっていたのです。
そして、私の貸切上映権の日は10/24(金)。
ちょうど一日だけ、隙間のように何もない日だ!
やるならちょうどいいし、もうこれに決めた―!と決定したのでした。
正直最後まで『ハリー・ポッターと死の秘宝part2』とどちらにしようか悩んでた。

あの時、ワーナーの担当さんが「エクステンデッド・エディションだと時間が遅くなるので、通常版しかかけられないのですがいいですか?」と確認してくださったことを覚えています。
勿論終電がなくなっても困るし、ビルの終業時刻を過ぎても申し訳なかったので特に何も気にすることなく了解したのですが、あれは今になって、ファンのためへの配慮だったのだろうなあと思います。ありがとうございます。

旅の仲間を集める

さてやるぞと決めてから、興味がありそうなお友達に声をかけました。
それだけでは座席が大分空いていたので、Twitterで参加したい人を公募した所、開催一週間前の告知だったのにも関わらず九割が埋まりました。
上映前に来ていただいた方の出席を取ったのですが、どなたもなんだかこちらが恐縮してしまうぐらいお礼を述べたり、差し入れをくださったり、(と、トールキンのファン凄い…)と以前から思っていたのをより強く感じていました。
次の日には新文芸坐の上映に行かれるという方も結構いたと思います。毎年観てたという方もいました。
一方で、中には初見です!という方もいました。これを機会にLotRに触れてくれたなら、こんなに嬉しいことはないです。

しかし私は翌日新文芸坐には行かず、この上映会が終わってそのまま八月の鯨へ行って終電後からLotRホビットのカクテルを一挙に頼んだりする暴挙に出ていたのはここだけの話です…いっぺんに6杯とか頼めるように二次会に行く仲間も集めたよね…

思いがけない上映

久しぶりに観たLotRは、10年以上前の作品であることを忘れるくらい楽しかったです。
作品の美しさは当時のまま、役者が皆若い中でまったく変わらないイライジャ・ウッドにおののきました。
小さなホビット達の呑気さと迫り来る闇の深さのバランスにぞっとしたり、レゴラスギムリが物凄い険悪なムードなことに笑ったり、アラゴルンがめっっっちゃ格好良かったり、ガラドリエル様の美しさに溜め息を吐いたり、一つひとつがとても鮮明に映って、新鮮でさえありました。
ホビットの二作目まで観たからこそ(三作目はまだ公開前でした)、「あれがああなる…!」と心震わせる部分もありました。
トールキンの紡ぐ物語、ホビットからのLotRはやはりつながっていて、一つの神話であるのだな…と思わされました。


劇場での鑑賞体験は、映画館というハコのスペックは勿論ですが、その空間にいる人たちにも、やはり左右されてしまうものだと思います。
笑ったり、息を呑んだりというのが、普通にふらっと入った劇場よりもずっと一体感があって楽しかったです。
確かあの時、前説的なことをやらせていただいて、「笑ったり泣いたりしてください。我慢しないで下さい」みたいなことを言って煽ったのでそうなったのですがw


しかし一番ビックリしたシーンは、フロド達が裂け谷に辿り着いたシーンでした。
トールキンの作品は、新月や星座がのぼる夜など、暦が詳細に示されているのですが、あの旅の仲間たちが裂け谷に辿り着いたその日こそ、上映会の開かれた10/24でした。
私はそんな日付など、まったく覚えていなかったので物凄く驚いていました。
まったくの偶然にしては出来すぎていた……
あの時のどよめきが、未だに忘れられません。


ラストの方は、仲間の 最期に試写室のあちらこちらからすすり泣きが聞こえ、私も彼の運命は知っていたのにつられて泣いてしまいました。
昔、子供の頃に観た頃はなんとも思ってすらいなかったと思うけれど、大人になってから観るあのシーンは、とてもつらくてやるせなくて、どうしようもなかったです。


この上映会をきっかけに仲良くしてくださる方もいて、今考えてもLotRを上映してよかったなあと思い返しています。
そういうわけで、フロドたち旅の仲間が裂け谷に辿り着いた日、それは私にとっても忘れられない日となりました。


ロード・オブ・ザ・リング [Blu-ray]

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書くことを続けたい(2018年の手帳:EDiT 週間バーチカル)

ブログに手帳の話を書く人が多いですね。
というわけで流行りに乗っかって書くことにしました。

このブログの更新頻度を見れば一目瞭然ですが、継続することがとにかく苦手です。
何度でもやり直せばいいじゃない、の方針で生きているのでやめちゃあまた始め…を様々な分野で繰り返していますが、手帳もまさにその一つ。
数ヶ月に一度思い出してはみっちり書き込み、そしてまた空白が…
最終的に映画の半券を貼っていくので、埋まることは埋まるのですが、映画の感想とかコメントがないまま終わっています。

と、そんな感じの毎年ですが、今年はこれです。
じゃん。

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左が今年の、右が来年の。
今のカバーが気に入っていたので、リフィルだけ購入しました。
今年からEDiT使い始めてみたんですけど、紙が書きやすい気がする。
万年筆だろうがボールペンだろうが0.3mmのシャーペンだろうが引っかからない。楽ちん。するする書ける。
そんな訳で継続してみることにしました。
ただ、今年は1日1ページだったんですけど、来年は週間バーチカルにチェンジ。
来年は色々時間とかチェックしつつサクサクまとめていきたいのと、やっぱり1日1ページは重くて持ち歩くべきではない…という感想からです。
週間表示は色々あるけど、バーチカルが好き。
サイズはB6変形です。A5だとちょっと大きすぎるので、これくらいでじゅうぶん。
これよりもっと小さくなると、今度は書きづらくなってしまいそう。
あと月曜始まりじゃないと嫌です。この辺がこだわり。

本当は別に全部Google カレンダーにまとめときゃいいんだけどさ…
と思いつつ、これからの色々を考えると、今は手書きの方がとりあえず良さげ。
あとせっかく万年筆も持っているし、手を動かしておいて損はない。
むしろ、手を動かす方が、ある分野では言葉がだばだば出て来ることがある。
たまに、脳のスピードに手が追いつかなくなるけど。笑
そういう瞬間のためにも、手書きも継続していきたいなあ。
ただ、メモページがおもったより少ないので絶対映画の半券溢れ返る気しかしない…
こちらをまとめるのに別の手帳買うべきか、どうしようか悩み中。
とにかく来年は継続できますようにー!

11月がヤバイ!激推し映画たち(鑑賞済編)

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」


こんばんは。
今年残り後2ヶ月切ったなんて信じたくない!と叫びながら映画の公開スケジュール観てたんですけど、なんだか、とっても、11月公開作のボリューム、すごくない…?と震え上がったのと、試写会等で既に観ている作品が全部面白い!と思ったので、せっかくなら紹介できればと思って書いております。私の推しも添えながら。
個別で感想書きたい奴もあるんですけど!ちょっと待ってね!
現在公開中の作品、そして11月に公開予定の作品になっております!

そしてせっかくならはてなブログ今週のお題に乗っかってみようと思いました。
私がブログを書きたくなるとき、それは映画をおすすめしたい時!
感想を書くのがいつも遅いのであまり効力を発揮していない気がするのですが、今公開中の映画も、これから11月に公開する映画全部面白いか面白そうなのばっかりなんだもん!

というわけでおすすめ映画を並べてみました全9作。

(11/9追記:まるまる一つ移し忘れていてそのままになっていたので一作品追加しました…)

 

 

疾走するNYの一夜『グッド・タイム

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今年ベスト級に大好きな一本。
NYの下層階級に暮らす兄弟が銀行強盗を企てるも、弟だけ捕まってしまう。兄は逃げ続けながらも弟を救おうとするが…というクライム・サスペンス。
疾走するどう転ぶか予測のつかないストーリー、夜の街の光、そういうのが好きな方は是非。
何より音楽が素晴らしい!音楽を手がけているONEOHTRIX POINT NEVERは、この作品でで『第70回カンヌ国際映画祭』サウンドトラック賞を受賞しています。
とてもリアルに現代のニューヨークを描きながら、その中でもがき苦しむロバート・パティンソン、最高でした。
兄弟ものとしても色々考えさせる一本です。
ちょっとこれ個別で感想書きたいくらいに素晴らしかった。

現在公開中です!


『グッド・タイム』予告


推しロバート・パティンソン
(主役!お兄ちゃん!)

 

冷戦の終わり、スパイたちが暗躍する『アトミック・ブロンド

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シャーリーズ・セロンの拳が重いぜ!
スタイリッシュでありながら、人を殴ると痛いという当たり前のことがまざまざと描かれているアクションとしてうっとりしてしまう一作。
1989年のベルリンを舞台に各国のスパイが暗躍するスパイゲームです。
ベルリンの壁崩壊直前、各国のスパイたちが必死になって相手を出し抜こうとしのぎを削ります。
組織の中に潜んでいる二重スパイは誰だ?という、誰も信用できないハラハラ感が音楽で煽られていきます。
画がとにかく良いのです。皆艷やかに撮られているし、衣装替えも沢山ある。
シーンと音楽がうまく合わせた演出が重ねられています。どこもかしこも監督のフェチが炸裂!
最後まで気が抜けないタイプの映画です!
現在公開中!

 


映画『アトミック・ブロンド』特別予告 "Sweet Dreams"

 

出演している推しジェームズ・マカヴォイとビル・スカルスガルド他沢山
(マカヴォイは主人公と組むことになるMI6のはぐれ狼エージェント、ビルは大変美味しい役でした)

 

見えない恐怖『ゲット・アウト』

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もうね、なんにも知らずに騙されたと思って観に行ってほしい。
彼女の実家に遊びに行く主人公。何かが変だ。妙に噛み合わない。でも何がどうおかしいのかは分からない。
嫌な予感ばかりがひたすらに募っていく…
あんまりホラー観ないんですけど、今年観た映画の中で一番怖かった。
でもホラーかと言われると、そうではないんです。何がなんだか分からないけど、こ、怖…お、おお!?ええ?!?!おわーーーーーっ!!!みたいな感じ!説明する気あんまりない!
でもユーモアもめちゃくちゃ沢山ある。監督が脚本を手掛けた『キアヌ*1』もめっちゃ面白いんですが、そのテイストがふんだんに含まれていました。
紛れもなく2017年の映画でした。今の情勢だからこそ作られた気がします。すべてが凄いんだよこれ。なんでこんなもの作れるんだよ…
勢いに飲まれてなんかヤバそうだなと思ったら是非観てください。
現在公開中です。

(もう出来れば予告も観ないで行ってほしくて公式サイト貼ったんですけど、公式サイトに行くと真っ先に予告が出ますね…笑)

getout.jp


推し:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
(主人公の彼女の弟。ポスターの右から二番目。こいつだけ最初からヤバさMAX)

 

ピエロに追いかけられるひと夏の冒険譚『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

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先程紹介した『ゲット・アウト』が「見えない恐怖」だとすると、こちらは「そこにいる恐怖」。
1989年のアメリカ、舞台となる田舎町では子供の行方不明事件が多発する。弟もその事件の被害者になってしまった“ルーザーズ(負け組)”の少年が、仲間たちと共に弟を捜索するが…というストーリー。
あのピエロが怖いって分かってるんだけどやっぱりめちゃくちゃ怖い〜!
ジュブナイル×ホラーで、どちらの要素も色濃く出ています。普段あんまりホラー観ないよという人が入門編みたいな感じで観れるのかもしれない。
私は怖さを一点追求して尖っている作品よりも、『イット・フォローズ』などの他の要素がかなり強い作品が好きなので、そういう意味では入りやすかったです。
これでも割と怖がりだから…おらっ怖いだろ!みたいなのも最近多少観れるようになった。慣れた気がする。
しかし子役の子達が皆とっっっってもいい!うまい!この子たち一人だけでも映画の主役になれるよ!というような子が集まってるんだからそれだけでもめちゃくちゃいい。
敵はピエロだけではない。彼らはずっと色んなものと闘っているという映画でもあります。めっちゃおすすめ。
現在公開中です!

 

youtu.be

推し:ビル・スカルスガルド
(ピエロのペニーワイズ役ですが、ビルかわいい♡状態になってたのであんまり怖くなかった)

 

元いじめられっ子がCIAに!?『セントラル・インテリジェンス

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高校時代は輝いていたけど今はなんだかパッとしない…と思っていた男の前に現れたムキムキナイスガイ。
こいつがなんと高校時代のいじめられっ子っだった!?えっ今CIAやってる?事件に巻き込まれてどうしよう!しかも世界を救えるのは俺たちだけーーー…!?
…というデコボココンビがどんどん良くなるバディ・ムービー。コメディです。
“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンと主人公のケヴィン・ハートの掛け合いがとても面白い!
とにかくロック様がぶっ飛んでいるので、大丈夫かよコイツ―!と主人公目線で楽しめます。
過去との確執やコンプレックスを抱えていた人たちがどう対峙するかというお話でもあるので、なんだかグッと来てしまう部分もあり。

そして勿論アクションもド派手!マッスルが踊る!銃撃戦もある!日常と非日常の行ったり来たりもまた楽しい。
あと一瞬鬼邪高校のテーマソングが流れますのでハイロー民も是非。
現在公開中です!

 

youtu.be


私の推し:アーロン・ポール
(ロック様とバディだった凄腕エージェント)

 

三人の男たちの思惑がぶつかり合う!『MASTER/マスター』

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韓国で実際にあった超大型詐欺事件*2を基にしたクライム・アクション。
潜入捜査、大物悪役、カーチェイス、バディムービー特盛り全部乗せ!という非常に豪華な映画になっています。
政界ともべったり癒着して大型の会社を経営する詐欺師を、重要犯罪捜査チームが追い詰めていく話なのですが、詐欺師、捜査官、そしてその間を揺れる詐欺師の部下が互いを出し抜き合う、三つ巴のような形で進んでいきます。
この詐欺師の部下を演じるキム・ウビンがいいです。スパイの役割を果たす彼は人の良い所と悪い所をどちらも併せ持っていて、どちらについているのか、はたまた二人共手玉に取ってしまうのか、というキャラクターで、観ている間最後までハラハラします!
そんな中で不器用ながらも捜査官との絆もあり、また隙を見てどうするのが自分にとって一番利益になるかをあざとく見ていたり…萌えるし燃えるし超楽しい!
犯罪捜査官のカン・ドンウォンと、彼の率いるチームの苦労や追い詰め方もまた凄いです。韓国で権力側として描かれることの多い警察である彼らの働きは、ちょっとホッとするかも(普段観ているのがあれなだけな気がしてきた…)
イ・ビョンホンがめっちゃノリノリで怖いな悪役なので、ビョンホン気になるなあって方にもめっちゃおすすめです。

紹介した映画の中では一番萌える映画だと思います。陰陽の調和と作中で言われるカン・ドンウォンとキム・ウビン…!凄いよあれどうなってるの。薄い本をください。

後、面白い韓国映画には最早絶対条件となってるオ・ダルスが出ています。


11月10日(金)より公開です!

 

youtu.be

推しカン・ドンウォン
(冷静沈着な天才捜査官。ポスターの一番上で主役の一人。美しくて平伏したくなる…)

 

ダンケルクの裏側の人々を描く『人生はシネマティック!』

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日本版のポスター。映画のスタッフが勢揃いしているのがとてもいい。海外版だとジェマ、サム、ビル・ナイの三人しかいないから。

今年ベスト級に大好き。
舞台は第二次世界大戦中の英国。ひょんなことから脚本家として採用された主人公は、プロパガンダ映画を作ることになる。
ダンケルク撤退作戦に参加した女性の双子を主人公にした映画を作ることになり、政府がめちゃくちゃ口出ししてきたりスタッフやキャストたちからも色んな難題が出て来るも奮闘するというストーリーです。
今年の9月に公開されたばかりの映画『ダンケルク*3』の裏側のような話でもあります。戦争に行っていない人々の生活がどうなっていたかを覗いている気持ち。
ジェマ・アータートン演じる脚本家であり一人の女性の物語であり、それと同時に1940年の英国にいた人々の物語でもあります。人々は戦争と死の恐怖と背中合わせでいながら、なんとか生きようと、希望を見出そうとしています。
映画をつくるのには多くの人々が関わるけれど、生きるということもまた同じであると思わせてくれる。
これもちょっと個別に記事書きたいんですけど、とにかく主演のジェマ・アータートンが最高なんです…!
女性の脚本家、というのが当時なかなかいないし、男性とは賃金も違うし、そんな中できちんと自分の仕事をしている普通の女性というのがとても良かった。勿論映画の脚本を書くというのは才能が必要な仕事だけれど。
普通に生活をしている女性が沢山出てきて、それだけでなんだかとても良かったと思ってしまうのです。
11月11日(土)から公開です。

 

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推しジェマ・アータートン(主役!)とジャック・ヒューストン(足を負傷している絵描き)とサム・クラフリン(ずるいよ!)

 

雷神ソー、覚醒!『マイティ・ソー バトルロイヤル

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MCUシリーズ最新作!“マイティ・ソー”シリーズの三作目です。
アベンジャーズの一員として日々戦うソーの前に現れた今回の敵は死の女神・ヘラ!
一人じゃ全然敵わなず、故郷を追い出された末に辿り着いた惑星で、格好いい女戦士やすぐに裏切る弟のロキや、行方不明になっていたハルク、そしてと凸凹ながらもチームになって…?という王道ストーリー。
笑えるシーンが終始続いているのに、今までのシリーズの積み重ねが見えて泣けてしまったり、メインキャラクターの描写が丁寧だったりと、色んな方向から楽しめます。
豪華なキャストたちは目の保養なんですけど、新キャラはテッサ・トンプソンが演じるヴァルキリーが抜群に良いです。
しかし毎回こじれた兄弟愛を見せてくれるソーとロキですが、今回もまた、凄いよ~!
ソーが本当に格好いいです。雷の神様でアスガルドの王子様というのは伊達ではないということを、MCU初参戦のタイカ・ワイティティ監督*4が見事に描いてくれました。
この予告編でも流れているレッド・ツェッペリンの『移民の歌』は本編でも流れていますが、とてもインパクトがあるし、とても意味があります。
これこそヒーローだ!格好いい!好き!

 

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推し:皆です。決められない。無理。

 

目指せ一発逆転!『ローガン・ラッキー

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スティーブン・ソダーバーグ監督の映画復帰作*5東京国際映画祭で来日してくれたよ!
舞台は現代のアメリカ。うだつの上がらない、悪運で有名なローガン一家の兄が、同じくあんまりパッとしない弟と妹に加え、服役中の囚人まで加えて強盗チームを組む。果たして企みはうまくいくのか…?

監督作で有名な『オーシャンズ』シリーズを彷彿とさせるようなチーム強盗ものですが、今回は犯罪のプロフェッショナルはダニエル・クレイグ演じる爆破のプロのみ。他は特技はあるものの、犯罪歴もないような普通の人々です。
計画を立てる段階から大分不安な雰囲気が漂っているけれど、こいつら本当に大丈夫か?と思わせてそれがハラハラを誘います。
しかし粗野なのにゴージャス、そして上品さを感じる作品でした。相反するようなイメージもうまく融合させる。バランスのうまさは流石ソダーバーグ監督…!
古き良きアメリカの雰囲気もあるのに、めちゃくちゃスタイリッシュで今の映画とも感じる。
キャラクターみんなムチムチでかわいい。キャストがとにかく豪華です。
11月18日から公開です!

 

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推しアダム・ドライヴァーセバスチャン・スタン
(アダムは主人公ローガンの弟クライヴ。ポスターの右下で魅惑の太腿を見せびらかしています)
(セブはレースドライバー役です)

 

 

振り返ってみたけどどれもこれもちょーーーー面白かったな!と謎の満足感に包まれています!笑

公開中のものが殆どなので、週末やレイトショーなど利用する時に役立ててくれれば嬉しいです。
あとまだ観てない映画も面白そうなものが多いので、観ないままおすすめしてみたい気持ちになっているこの頃です。11月が終わる頃には全部観てる予定ですが。書くか書かないかは微妙な所…

しかし紹介している映画の1/3はスパイ映画って、本当にスパイ映画好きだな私…

 

 

*1:日本では惜しくも円盤スルーになったコメディ映画。映画好きなボンクラ二人の可愛い愛猫キアヌがマフィアに誘拐されたので取り戻す話です。2017年11月現在Netflixにあります

*2:チョ・ヒパル詐欺事件。この事件は未解決に終わっている

*3:クリストファー・ノーラン監督最新作。これも今年屈指の傑作です

*4:前作の『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』はドキュメンタリー風に撮った吸血鬼の日常コメディでこれもめっちゃ面白いです

*5:マジック・マイク』を最後に、映画界から引退すると言っていた。しかしドラマを作っていたのであんまり引退した感じはしていない