熱に羽化されて

好きすぎてこじらせたうわ言や思考の整理など

イヤホン、帰って来たよ!

以前充電器の部分に危険な可能性があるからとイヤホンが製造元に回収された話を書いた。

ibara810.hatenablog.com

 

それがやっと帰ってきたよー!おかえりー!
ちょうど箱が届く前日に「そういや一ヶ月以上経つけど一体いつ帰って来るんだろうな…」と話していたところ、噂をすればなんとやらな感じで帰ってきた。
しかし箱を開けてびっくり。

 

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外箱、ついてる…???

 

オーディオテクニカ側の指示はイヤホン本体の左右と、問題のある充電ケースのみ送り返せ、だった。
なのにあの泣けちゃう外箱ごと帰ってきた?

 

これが泣けちゃう外箱の上部。

 

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これねえ、こんなん見たら泣きますわ…
初めてこれ見た時悲鳴上げちゃったもん。
なんで泣いてるのか分からない人は映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』観てください。

 

そしてなんなら付属のイヤーピースと充電ケーブルも入ってた。
ふ、太っ腹だけどそこまでしなくて良かったのに…!
とりあえず無事使えることを確認した。良かった。


最近は散歩に出る時に使っていることが多い。家で家事する時にも使うが、これは一人の時限定。
家族がいる時はイヤホン同士だけがケーブルで繋がってるタイプの方が、話しかけられたパッと取れて楽だ。
接続に関しては有線の方が基本的には安定するので、人と通話する時や、配信のライブなど観る時には有線の方がいいのかもしれない。
しかし完全ワイヤレスイヤホン、圧倒的に楽なので無事帰ってきてくれて本当に良かった。
ありがとうオーディオテクニカ

まあそんなこと言いつつ今一番気になるイヤホンはピヤホンなのはここだけの話だ。
何故なら凛として時雨が好きなので…

aviot.jp


種類が沢山あって完売してるシリーズもあるからすぐに買いはしないけども!

蔓が伸びていくような、繁殖し続けていくような

友達がブログを始めていた。

maowing.hatenablog.com

 

主に自宅のガーデニングの話をしているのだが、種類が多くて凄い。

薔薇などの花や食べられる野菜、景観で…と言いながら苺を三種類も育てている。愉快な小宇宙だ。

去年の夏くらいに、オンラインルームツアーならぬオンラインガーデンツアーをやってもらい、その時育てていた植物たちを紹介してもらったのだが、その時よりも増えているような気がする。

私は正直なところ、自分の世話もままならないので、他の生き物の世話など夢のまた夢だ。

それは動物だけではなく、植物もまた然りである。

他にガーデニングをやっている人が、枯らしてしまうのもまた仕方ない…というかそれも込みでやるしかない、みたいなことを言っていてちょっと納得した、というかそうしないと嫌になっちゃうだろうな、と思う。

勿論枯らさずに育てるのに越したことはないのですが。上手な人、偉い。

 

そして記事の数も凄い勢いで増えている。これも凄いことだ。

良かったら遊びに行ってくださいな。

 

 

何が言いたかったのかというと、友人の自慢と、自分が今月全然ブログ書いてなかったってことです。

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これは私の家の庭ではなく、祖母の家の庭で咲いてた椿。写真を送ってもらって遠隔で愛でている。


納豆を五時半に

突然だが、納豆は好きだろうか?
人によってかなり好みが分かれる食材である。
私は味は割と好きなのだけれど、主張の激しい食べ物のため、他の食べ物と一緒にはあんまり食べたくないと思っている。口内がねばついたままが嫌なのと、味が強いので基本的には最後に食べるか、最初に食べて家なら一旦席を立って歯磨きをしてから他のものを食べに戻ってくる(そのあともう一度歯磨きはする)。しかし朝はそんなことをしている時間は基本的にないし、混ぜるのにすら億劫なので、夜に食べることが殆どだった。

 

そして、ご飯の上に納豆を乗せるのは絶対に嫌。
基本的には何でもおかずをご飯の上に乗っけて丼にして食べるのが好きなのだが、納豆だけはどうしても嫌だ。食感がどうにもこうにも苦手で、食べるのが苦痛になってくる。キムチくらい大きいものだと混ざっていても平気なのだけれど、これはキムチが例外なだけな気がする。
基本的には納豆の料理にも興味はないし、混ぜても欲しくないので、単体で食べる。
ちなみに、納豆と卵の組み合わせも食わず嫌いでやっていない。卵かけご飯は好き。

 

そんな感じで納豆と付き合ってきた私だが、最近新しい関係になった。
おやつ代わりに食べるのである。
私がおやつを食べたい時は、「甘い(しょっぱい)ものが食べたい」という味への欲求と「お腹すいた」という食欲の2パターンに分かれる。
前者のしょっぱいものが欲求に上がってる場合と、後者の場合に、効果が絶大だった。
基本的に甘いものが好きで、クッキーやショートブレッドなどの粉系のお菓子は特に目がない。
しょっぱい系のお菓子も好きで、とんがりコーンやポテトチップスなどもぺろっと食べてしまう。
そして気を抜くと、これらを一袋開け切ってしまったり、個包装の山が積み上がったりしてしまうのだが、納豆だと1パックで済む。
こういう置き換え系のものとしてはプロテインなどでもいい気はするけれど、飲み物と食べ物だと満足感が違うのと、コスパが私にとってはあまりよろしくない。
なので、ちょっと小腹が空いた時には納豆はとても良い。
夕飯の1時間半前くらいにめちゃくちゃお腹が空くので、そこでおやつを暴食しないようになった。
豆なので腹持ちもいいし、だしのたれの味でしょっぱいものが食べたい欲と、お腹が空いた飢えが一気に落ち着く。ちなみにカラシは入れない派。カラシ自体は割と好きなんだけど、これもそんなに納豆と合っている気がしない。
職場だと臭いなどが気になるので流石に出来ないけれど、家なら気にせず食べられるので、最近食欲が増加してる人は試してみてほしい。

 

しかし特にこだわりもなく納豆を食べているので、味の違いが分かりたいものである。
まずはスーパーに売っている商品の買い比べでもしてみるべきか。
もし美味しい納豆をご存知だったら教えて欲しい。

 

ふと、Amazonって納豆の取り扱いあるのかな…と思って調べたら、出てくるどころか業務用も売っていた。すごいや。

 

あと、キユーピーのあえるパスタソースに納豆味があることを初めて知った。

キユーピー あえるパスタソース だし香る納豆 30.3g×2P×6個

キユーピー あえるパスタソース だし香る納豆 30.3g×2P×6個

  • 発売日: 2015/08/17
  • メディア: 食品&飲料
 

 

こういう納豆味の商品、全然興味ないのでキユーピーのあえるパスタソースならペペロンチーノとかねぎ塩に走る。 

 

 

 

クリスマスに観なくて良かった(映画『ハピエスト・ホリデー』感想)

オンライン試写で見たのだが、公開日になったので感想をアップする。

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日本語バージョンの副題が苦手なので原題の方のポスターを掲載。

クリスマスが苦手なアビーは、一緒に住んでいる恋人のハーパーに頼まれて、彼女の実家へ一緒に休暇を過ごすべく里帰りをする。しかし、ハーパーは家族に恋人の存在どころか自身がレズビアンであることさえ伝えていなかったことを、帰省直前に告白する。しかも父親が市長選の活動のため、クリスマス休暇が終わるまでは恋人であることを黙っていてほしいという。嘘が苦手なアビーは、不安に思いながらもハーパーのためなら、とただのルームメイトとして実家に行くのだが…

 

この作品は、劇場公開は無しで、現在は各種有料での配信オンリーである。

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト (字幕版)
 

 

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト (吹替版)
 

 Amazon、字幕版と吹替版でレンタルバージョンが違うの、昔のレンタルビデオショップみたい。他の媒体がどうなっているかは知らないので悪しからず。 


Amazonの他にApple TV、Google Playストア、プレイステーションビデオ、TSUTAYA TV、ビデオマーケット、ひかりTV、などで配信中だそう。
公式サイトに一覧があるのでそちらからもどうぞ。

www.sonypictures.jp

掲載していないところだと、Huluストアなどで各種有料で観れるそう。
Hulu、いつからそんなアマプラのレンタル機能みたいなの開始してたんだ。

 

以下の感想は、鑑賞済みの方向けです。

 

 

 

 

 

 

 

はっきり言いますが、ズッタズタになった。こんなにしんどいと思わなかった。
主人公の恋人であるハーパーが、家族にカミングアウトするかどうか?という話に終始している。絵に描いたようなWASPっぽい家庭で、三姉妹のうち両親のお気に入りとして期待されているハーパーが、なかなかカミングアウト出来ないという状況は理解出来る。特に父親が市長選を控えており、姉妹の中では率先してキャンペーンに駆り出されているため、家族の手前理想を演じなければいけない葛藤も理解出来る。
しかし、このハーパーは、クリスマスが好きではない恋人に対して、クリスマスには自分と一緒に過ごすために実家に来てほしい、ただし恋人とは言わないでほしい、というお願いをする。しかも相当な距離を移動した後、実家に着く直前になって言うのだ。はっきり言って、恋人が断れない状況を作り出してから言うのは卑怯だ。
しかも、実際に帰省してから恋人に失礼な振る舞いをする家族や身の回りの人に対して注意したり嗜めたりはしない。笑顔を作ってやり過ごすだけだ。それは彼女の自衛手段なのも分かるが、わざわざ自分のテリトリーに連れ込んでおきながら、パートナーを守る行動を全くと言っていいほどしない。これが終盤ほどまでずっと続くので、最後の最後に彼女も怖かったんだ、仕方なかったんだ、と言われても、全くピンとこなかった。家族に嫌われたくないのは理解できるが、パートナーがあれだけ傷ついて、しかも最後は自分がトドメを刺すようなことまで言っておいて、別れたくない、愛してる、でそれで全てよしにしてしまうにはあまりにも辛い時間が長過ぎた。90分映画がこんなに長く感じたのは久々だった。

 

更に言うなら、ハーパーがアビーのことを好きな要素が全く見えなかった。「ここでの振る舞いは彼女じゃないみたい」とアビーが言っているので、普段はもっと違っているのだろうけれど、それでも全くと言っていいほど気にかけていない。その上、地元に帰ってきて久々に友人達に会ってはしゃぎまくるのに、恋人が自分の元カノと喋っていただけでヤキモチは妬くので、結構どうしようもない人でもある…彼女の魅力が全然伝わってこない…
実家にカミングアウト出来ないとか、そもそもカミングアウトしなければならないということは大きな問題となりうる話だが(本来ならどんなセクシャリティであろうと祝福されるべきというか、受けいられるというフェーズを通り越してそれが当たり前の世の中になるべきだと思いますよ)、この話はそれ以前の問題ではないか?
夫が妻を連れ帰って、誰も知り合いがいない妻をほうたらかして地元の仲間とつるんでる様子を延々と見させられてる感じ…これヘテロでも辛いやつだよセクシャリティ関係ないよ!
元々アビーはハーパーと結婚したくて、実家に連れて帰ってもらえるくらいなのだからと期待していたところがあるので、カミングアウト出来ていなくてもついてきた。嘘をつくのは苦手だけど、彼女と一緒にいれて、喜んでくれるなら…とついてきたのは愛だと思う。見知らぬ人だらけのところで一人取り残されて、嫌な気分になっても我慢していたのに。特に中盤、万引きの疑惑をかけられたところも辛かった。そこから更に重ねて、ハーパーの母親からブローチがなくなったんだが、あれもお前の仕業か?と暗に言われているシーンまであった。完全に泥棒扱いをしているのに、そこに関しては最後までフォローはなく終わった。

 

終盤、問題が一気に全部解決していくのだが、本当にそれでいいのか?が拭きれず、ハッピーエンドとされても全く気持ちがついていけなかった。喧嘩の末に大勢の前でアウティングした姉ともすんなり仲直りしてたし…積年の恨み方、あんなにサラッとは流れなくないか?とか、とにかく大味というか、キャラ造形がものすごく薄く感じてしまった。
それを最後はアビーも受け入れて仲直り、家族もそれに倣うので、カミングアウトが出来ない問題ではないと強く思ってしまった…
正直、同性愛者に限らず、自分のテリトリーにパートナーを引っ張り込んでおいて、ほうたらかしにするタイプの人が結構苦手なので、余計にダメージを食らったのかもしれない。しかし元カノに一度やった酷いことを今の彼女にはやらない、ではなくやった後に人がいなくなってから謝った、ではちょっとチャラには出来なくないか?無理では?私ならやめますよこんな人と付き合うのは…これ私がめちゃくちゃ傷ついてるな…

 

恋人と幸せになりたいが、カミングアウトするのは怖いという葛藤を描いた作品が生まれること自体はいいと思う。こういった異性愛では障害にすらならないようなことも、未だ大きな問題になってしまっている状況では、もっと同性愛者の悩みを描いていくべきだ。特にレズビアンの映画はゲイ男性に比べると少ないので、増えてほしい。しかし現代を舞台にした作品でこれなのは…もっと増えろ!

 

しかし、ハッピーエンドになるまでの障害が盛り沢山なのはラブコメにありがちなのだが、それ以前にその恋人はひどくないか?と思ってしまい、ハッピーエンドと言われても全然喜べなかった。
幸せなカップルが、ドタバタしつつもハッピーエンドなのかもしれないが、しんどいターンばかりがリアルかつあんまり救済がないので、思ってたのと違う…となってしまったのが大きいのかもしれないが、それにしたってなくない?
ゲイものもそうなんだけど、もうただハッピーなやつが観たいよ。こんなにしんどい思いしないといけないの、なんでだろう。
主人公の友人が割といい役の立ち位置で出てくるんですが、ペットの世話を頼まれたけど出来ずに魚は死んでしまうので、全体的に雑な脚本な気がする。生き物大事にしない雑さを節々に感じた。
彼がゲイセクシャルなのは、いわゆるマジカルゲイというよりも、主人公の気持ちが分かる側として出しているからそこはそこまで引っ掛からなかった。むしろマジカルゲイっぽくなってしまっているのはオーブリー・プラザ演じるハーパーの元カノ、ライリーだった。アウティングされて見捨てられた過去があっても許している。こうやってオープンマイノリティは許す描写が求められているようにも感じる…そこもちょっと辛い。またいい役だからこそ余計に感じる。

 

こういうこと書いてると女の話にだけ完璧を求めるのはどうかと思いますって言われることあるんだけど、こちとら「今度こそ幸せな女同士の話が観たい!!!」って切実な気持ちで観てるんすよ……踏みにじんないでよって思うよ…去年末に観た『燃える女の肖像』は傑作ですが完全無欠のハッピーエンド!かと言われれば…ですし…
アンモナイトも辛そうな気がしているので、今年は身構えっぱなしです。

 

日本でも配信前にタイトルが「Happiest Season」から「ハピエスト・ホリデー」と変えられた時、一緒にくっつけられた副題の「私たちのカミングアウト」(傍点つき)に批判が上がった。私もこの副題には否定的です。不要。
いやーでもHappiestってついてるのもどうかと思ってしまったぜ…一体何が最もハッピーだってんだ。序盤でネタにしていた結婚に回収するな。
クリスマス映画なのに日本での配信は3月ってどういうこと?と思ってたのだが、クリスマス時期に観たら本気で立ち直れなかったのでこの時期でまだ良かった気がする。観た直後もしばらく引きずっていたが…

 

と言うか私マッケンジー・デイヴィスもクリステンスチュワートも大好きなんですよ!!!
なんでこんな酷いキャラ演じてるマッケンジー観なきゃいけないのかねえ!?
クリステンが初っ端から家族に「何言ってんだ…」みたいな顔しているのは良かったけど…
オーブリー・プラザは良かった。
信じられるのはオーブリー・プラザだけ。

 

あまりにも辛かったので、以前まとめとして作ったこちらを最後に紹介しておく。
完全にネタバレだが、たまにはこういうものも必要だ。

privatter.net

このページ、観た作品の感想つけてはてなブログに再掲載したい。

 

【3/5追記】

マッケンジー・デイヴィスがレズビアンを演じた作品として、ドラマ『ブラックミラー』のシーズン3エピソード4「サン・ジュニペロ」を紹介するべきだった。こちらは傑作なのでこちらをオススメしたい。

ブラックミラーは基本的に一話完結で全く話に繋がりがないので、これだけ観て大丈夫。ただし、このエピソードを観て感激して他の話を観ると大体辛かったりするのでそちらは注意。

 

www.netflix.com

ブラック・ミラーはNETFLIXオリジナル作品である。

 

 

少しずつ身体が伸びていく

最近、ストレッチを朝と夜の1日2回、出来るだけするようにしている。
今までも朝起きたらヨガをやるようにはしていたのだが、最近飽きてきたのもあって、以前Twitterでも呟いたオガトレさんのストレッチをやっている。

 


【朝専用】疲れないカラダを作る極上10分ストレッチ!【Morning routine】

 

基本的に全身の中でも股関節周りを重点的にほぐしてくれるので、朝やっておくと歩くのが上手になる気がする。何しろ歩くのがあまり得意ではないので…ついでに目も覚める。
時間がある日の朝はこのストレッチと、朝ヨガで気持ち良く伸ばしたい箇所を伸ばせるようなこの朝ヨガをやっている。
このありささんは以前の記事でも紹介した人で、結構お気に入り。


朝ヨガ 起きてすぐ全身ほぐれる!| Wellness To Go by Arisa

 

ibara810.hatenablog.com

ちなみに30日ヨガチャレンジは今の所毎日連続で出来た試しがない!これを達成してみたいもの。

更に元気がある時は、少しだけコアトレーニングなどもしている。とは言っても3分のものなので、やっただけ偉い、みたいなレベルではある。でも筋肉が欲しいが体力も筋力も10段階で0.1くらいしかない私には、このくらいから始めないと挫折する。なのでよしとする!


3分体幹トレーニング 朝の運動、ダイエットに!Get Fitムーブメント Week 4 Day 2

 

夜もオガトレさんのストレッチを基本の全身伸ばすものと、その日によって硬いなあと感じる箇所のものを組み合わせて行っている。


【全身がラクになる】一日の疲れを消し去る極上12分ストレッチ!【お風呂上がりに #365日継続チャレンジ】

 

時間があり、なおかつ頭を空っぽにさせたい時にはアマヤドリさんのストレッチを行っている。


アマヤドリのストレッチ(全身まんべんなく/足・お尻・首・肩)Body Stretch & Release 20200422

アマヤドリさんは気づいたらTwitterで相互フォローになっていた。
彼女も体の解説を交えながら、いきなり伸ばすよりもこの筋肉を伸ばすから、という準備の刺激を与えてから伸ばすやり方が多いので、ぼーっとゆっくり動かしたい時にはかなりいい感じ。

 

ダメな時はサボったりもするが、朝はとりあえずやっておこうとか、夜になっちゃったけどこれはしとこう、などと最低限10分だけ確保する、をここ10日くらい連続でやっていたが、ふとした拍子に体が少しだけ柔らかくなったことを実感する。

以前は開脚しても90度も開かなかった足が、今は120度くらいまでは開いている。
前屈しても指の先すら床に掠めなかったのに、今は手のひらがつく。

体の変化とは面白いもので、私ってこんなに柔らかくなるんだ!?という驚きと発見のある2月だった。
以前、妹が「スキンケアはやったらやっただけ肌にすぐ効果が現れるからやっていて楽しい」というようなことを言っていたのだが、私にとってそれはストレッチだな、と思う。基本が硬すぎるからなのかもしれないが、ちょっとやっただけで、体に変化が訪れる。それを維持するのが難しいのだけど…調子がいいと思って多めにやって体を痛め、しばらく止めることが多いので、そうならないようにセーブするのが目標。

今までは、3日続けて1週間やらない、という生活の方が多かったので、本当にちょっとでもいいから毎日続ける、もし1日出来なかったとしてもショックを受けない、逆に調子がいいからっていきなり負荷を上げない、などなど多くのことに気をつけながら、少しだけを繰り返すように続けているのが今だ。
1週間出来たら10日、10日出来たら2週間、2週間出来たら…という風に細かく刻んで行けたらいいな。前はTwitterで報告していたのだけれど、呟くのを忘れて日付がうまくいかないことにイライラしてしまったので、今はTwitterに書くのはやめている。ので、まとめる形でブログにしてみた。たまに紹介出来たらいいな。

 

膝をつくストレッチはすぐに痛くなってしまうので、ヨガマットを敷いて行っている。
コストコで売ってたものを適当に使っているのだが、若干滑るのでもう少ししっかりしたものが欲しい。

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愛するイヤホン、無償交換対象だってよ

去年の夏にオーディオテクニカから発売された、MARVELオリジナルワイヤレスヘッドホンを愛用していたのだが、交換対象製品になったことを今日発表されていた。
私の周りでも購入した人がそこそこにいたので、注意喚起としてブログを書く。

購入している人は、まず以下のオーディオテクニカの公式ホームページの製品に関するお知らせを確認してほしい。

www.audio-technica.co.jp

簡単にまとめると、元々の同じ型である「ATH-CK3TW」の充電ケースに内蔵されている充電池に不具合があり、発煙・発火の危険性があるために使用を中止してほしい、そして充電ケースは交換するとのことだった。
今のところ、MARVEL限定モデルの方では不具合は発生していないそうなのだが、不具合があったものと同じものを使用しているために交換対象となる。

限定モデルのため、違うものが返ってくるのか、ちゃんと同モデルの製品が返ってくるのかいまいち分からなかった。
そのため電話で確認をしたところ、ちゃんと限定モデルのまま返ってくるそうだ。一安心。
しかし、限定モデルのため3月中旬以降に返品用のボックスの発送が始まり、返却されるのは4月中旬以降になるとのことだった。
ただ、他のイヤホンだと充電ケースのみの発送らしいが、この限定モデルのみ、充電ケースとイヤホン2つの3点セットで返送しなければならないとのことだった。
その電話でそのままサクッと申し込みをしたのだが、危険性があるため、使用は控えてくださいということで我に返った。

2ヶ月間、このイヤホンは使えない…!

完全ワイヤレスイヤホンは、この機種しか所持していない。
今メインで使っているものなので、約2ヶ月間、以前使っていたBluetoothの有線イヤホンで過ごすことになる。別にいいんだけど、ちょっと不便だ…

発売される情報が入ってから、飛びついて予約した。正直イヤホンにここまでの値段を出したことがなかったので、ちょっと清水の舞台から飛び降りる気持ちだった。
J.A.R.V.I.S.の音声ガイド機能が搭載されることで、ちょっと話題になったと思う。
音声はポール・ベタニーではないものの、かなり寄せていて頑張っている。
なので「じゃび助」と呼んで可愛がって使っていた。
しばらく使えないの、寂しいし困るよー!


ちなみにこの限定モデルは2種類発売されており、私が購入したのはトニー・スタークモデル。
アイアンマンと言えば赤と金のカラーだが、トニーになると青になるのがちょっと珍しくて気に入った。胸に埋め込まれたアーク・リアクターの色だ。イヤホンには、トニー・スタークのサインがそれぞれ名前と姓で分かれて書かれており、ケースの方にはフルネームで記されている。

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もう一種類はスターク・インダストリーズモデルで、こちらはスターク社の社員っぽさが味わえる気分の一品だと思う。スターク・インダストリーズのロゴが入ったグッズは多く発売されており、揃えるとより会社の備品を使っている感じが出る。
パッケージにも凝っていて、最初見た瞬間に叫んでしまうほどだった。

しかしこれから2ヶ月、どうしようかな…
ちょっとノイズキャンセリング機能付きのものとか気になるけど、他のイヤホンに浮気したいわけでもないし…まあサブで使っていたものを一時的にメインとして使えばいいんだけども。
とりあえず、同じものを持ってる方は悲しいけれども交換した方が安心かな。保証期間も延び流そうだし。

作られたことに意義はある、が(映画『新聞記者』感想)

今更ながらに映画『新聞記者』を観た。
公開時期から観ようと思っていたのに、すっかり日が経ってしまった。

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Netflixで配信*1があり、たまたま母が観たいというので一緒に観た。

https://www.netflix.com/title/81258660?s=i&trkid=0

 


映画『新聞記者』特報

 

東都新聞の新聞記者・吉岡(演:シム・ウンギョン)は、匿名で送られてきた新設大学の極秘文書を調べることになる。内閣府が関わっていることから、何か裏があるとのではないかと探っていく。一方、内閣情報調査室に務める官僚・杉原(演:松坂桃李)は自分の仕事に対して、ある事件をきっかけに不信感を抱き始める。二人は出会い、真相の追求に乗り出すがーーというあらすじである。
実在する記者・望月衣朔塑子の書いた同名の原作を、原案として作られている。

 

公開当時、ほとんど大手メディアによる宣伝を見かけず、口コミで広まってきたこの作品が日本アカデミー賞を受賞したことは良かったと思う。
現実に起きている問題を取り上げた作品が、ある程度知名度のある賞を受賞したことで、多くの人に、それもとりわけ興味のない層に訴えられることは素晴らしい。(私的には日本アカデミー賞に殆ど価値を感じていないのだが)
また、真っ向から社会問題を取り扱う作品は、今の日本には殆ど存在しない。そう言う中で、社会派と呼ばれる作品が増えたことは、喜ばしく思う。この作品が世に出たことには、間違いなく意義がある。
また、主演のシム・ウンギョンと松坂桃李は二人ともそれぞれ主演女優・男優賞を受賞している。二人とも、納得の演技だった。特に、シム・ウンギョンは好きなので、この作品で更に多くの人に知られるようになったのは嬉しい(日本の作品にも数多く出演しているが)。

 

しかし、映画の出来としても褒められるかと言えば、全くもってそうは思わない。
と言うのも、日本の問題がこれでもかと詰め込まれており、あまりにも現実をなぞったような構成になっているが、それ以上のことは何もない。なので、観終わって、「で?」と問いたくなる。現実の問題に直面している我々に考えを託すということなのかもしれないが、それにしたってあまりにも投げっぱなしというか、「今の日本ってこうですよね!」と言うだけなのだ。
問題提起としてなら悪くないのかもしれないが、タイトルになっている「新聞記者」が本来持っている筈のジャーナリズムは、結局握り潰されてしまう。権力の暴走に対して、具体策や未来の展望は描かれない。ジャーナリズムは本懐を果たせず、ひたすら今の現実だけが、つぶさに描かれている。
細かい部分が、異様にリアルではある。しかし大義のようなテーマを描き切れず、細部ばかりがリアルなのでアンバランスに感じる。こうも社会派のような作りなのに、肝心な部分が足りていない。
また、画としても魅力を殆ど感じなかった。ラストシーンのカットくらいだろうか。
話の運びとしても、単に出来事の羅列なだけに見えるので、伊藤詩織氏の問題とモリカケ問題のおさらいのように見えてしまった。

 

日本の問題点を見据える映画としてはいいのかもしれない。キャラクターの描き方なども、女性観は古臭いのだが、現状で女性差別を差別とも理解できないような人間がオリンピックの会長を務めている国なので、真っ当に現状を映しているとも言える。
内閣情報調査室の描写も、現政権が何億もかけて監視していることが分かった今では、割と現実に近い描写なのだと思う。更に言えば、内閣府Twitterアカウントを運営していたのが電通マンだった…など「現実は小説より奇なり」を地で行っているのだが…

mainichi.jp


あと、気になったのは内閣情報調査室の部屋があまりにも暗いのはどういうわけなんだろうか?

 

「伊藤詩織さん」「モリカケ問題」などのワードを見て、どんな人なのか、どんな問題だったか*2思い出せない、よく覚えていないという人には、観ることをお勧めする。フィクションではあるが、ある程度問題点が整理されているし、現実ではどうだったっけと確認するきっかけになると思う。
逆に、これらの問題を今も注視している人には、あまり必要がないように思われる。日本のダメさ加減を再認識したい人にはいいのかもしれない。

 

この作品が公開されたことによって、日本でももっと社会問題を取り扱う作品が増えていくことを願っている。
映画はただの娯楽なので、社会問題とか取り上げないなどと言っていた監督がいたが、政治に関わらない作品など存在しない。大なり小なり関わるに決まっている。
それ以上に「もっと社会問題を取り扱いながらも面白い作品が作れる!」と奮起する監督や製作者が複数現れてほしい。社会問題を取り上げることと、それをエンターテイメントとして見せることは両立するし、そう言った作品は世界中に増えてきている。
日本の映像界では社会派エンタメの作り手として野木亜紀子が挙げられると思うが、いつまでも彼女一人を代表のように扱ってはいけない。もっと豊かになっていってほしい。
この作品だけでは、あまりにもつまらない。

 

この原案を書いた望月記者のドキュメンタリー作品もあるので、こちらも観てみたい。
これもNetflixで配信されている。

https://www.netflix.com/title/81258661?s=i&trkid=0

 


【予告編#1】i-新聞記者ドキュメント- (2019) - 望月衣塑子

*1:Amazonでは2021年2月現在Prime対象作品ではなく、購入しなければならないので注意。

*2:念のため申し上げておくが、今挙げた二つは、それぞれ違う出来事である