熱に羽化されて

好きすぎてこじらせたうわ言や思考の整理など

一寸先の未来は自分の輪郭から

子供の頃から、将来の夢とか書くのが苦手だった。
分かりうる最古の将来の夢は幼稚園年少の時の「お嫁さん」だった。もしかしたらお姫様だったのかもしれない。か弱くて綺麗な女の子に憧れていた。自分が全然女の子らしくなかったから。

漠然と死ぬんだろうな、と思っていたリミットが27だったのだけど、悪魔と契約することもなく、何か偉大な才能を開花するわけでもなく、あっさり迎えてそろそろ半年が経ちそうである。とりあえずここまで、と思わなきゃ生きてこれなかった。私はいつも「ハリー・ポッターの最新刊を読むまでは死ねない」と思ってて、それが終わってからは映画に摩り替わり、そうしてごまかしてずるずる生きている。気を抜くと生まれて来なかった理由をひたすら並べ続けてどうしてお前はのうのうと生きているんだという自傷の思考回路に入ってしまうので最近は意識的にしないようにしている。

なりたいことは体も心にも阻まれていたような気がする。本当にほしいものに関してはどうしてもぐずぐずして、二の足を踏み続けていた。もしかしたら今も踏んでいる。自分の出来る範囲とやりたい範囲が未だに把握しきれずにいるのも一因だということが最近ようやくわかってきた。みんなどうやってそういうことを知るタイミングがあったのだろう。私は本当に、本当にここ数年の間にやっと気づいたこと、見えてきたことが増えてきた。

まずはファンダメンタル、土台をなんとかせねばならぬとか勉強は復習が大事なんだとか当たり前のことがようやく納得出来る、というか体感することが多くて、自分をどう使いこなすかを試している。多分これそれこそ高校とか大学の時にやっときゃ良かったんだろうけど。
人より多分遅い気付きだろうけど、そうしてじわじわと成長して、ぐずぐずせずにチャンスにきちんと手を伸ばす大人になっていきたい。私というものが何者なのか、何が出来て出来ないのか、ということに考えを振っていきたい。自分を殺していい理由ではなく。


あと、長期の目標とか立てるのは難しいけど、短期ならまだ考えていられるので、それを少しずつ伸ばしていきたい。とりあえず4月にはノーマン・リーダスに会いたいし、今年は人のお金でアメリカに行きたい。




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