熱に羽化されて

好きすぎてこじらせたうわ言や思考の整理など

北欧のお兄さん、アレックスが日本にやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!(ターザンフッテージ上映イベント行って来ました)

 

GO! TARZAN!

https://www.instagram.com/p/BGUHgBXkKcp/

めちゃくちゃ必死に応募したら招待状が届きましたので、6月9日に行って来ましたターザンフッテージ上映イベント!
普段は楽しみにしている映画に関しては、公開前に予告すら観るのも好きじゃないのですが、ターザンは大丈夫だろうという気持ちで行って来ました。

当日は開場の前から行列が!
皆アレックスが好きな人なんだなあ…とニヤニヤしてしまう。
入場時には、招待状と引き換えに座席指定券を渡されました。
普段試写会とか行くと、招待状回収されてしまうので、これは嬉しいプレゼントでした。
思い出もモノもどっちもほしいから!
映画のチケット半券も手帳に貼って取っておくタイプです。

 https://www.instagram.com/p/BGeC2uaEKRC/


会場に入ると、舞台の左右に椰子の木やいかにも南国のような花が設置されており、ジャングルを髣髴とさせる舞台になっていました。
私たちは舞台から見て左側、自分たちから見ると右側の位置にいました。席は前から6列目。近い!
ちょうど4つ並びの席で、お友達と妹と一緒に座っていました。
ここにアレックスが…と思いながら、開演時間まで待ちます。
15時ぴったりに登場したのは司会の荘口彰久さん。
映画の紹介をそこそこにまずはフッテージの映像を観てください!ということに。

 フッテージ映像について(ネタバレなし)

突然本編の映像が流れ始めました。
思いっきり本編、しかも冒頭ではなく、明らかに中盤っぽい。
そんな映像を、肝心な部分に入る前に終了する、というのが三回繰り返されました。
割と好反応な会場。どわわ、と笑いが起きたシーンも。
最後にいつもの予告が流れて終了。
すべて合わせて、わずか10分ほどの時間でした。
でも結構、本編見た気がする…
今回の売りである英国貴族のシーンはなかったから、そちらは劇場公開までのお楽しみかな。

 

レックス、登場!

そこから会場にライトが点き、いよいよアレックス登場…かと思いきや。
「舞台をもっとジャングルっぽくしますのでしばしお待ち下さい」と。
そして運ばれてきたのが巨大な草木のセット。真ん中にはターザン:REBORNの文字が。
本当に壁一面ジャングルのようになっていたらと思ったら、遂にアレックスが!
一気に湧き上がる歓声の中、すらりとしたアレックスが現れました。
私達もワーキャー叫びアレックスの名前を呼びながら、作ってきたウェルカムボードを出して歓迎していました。(勿論体より上には掲げてません!)
本日は黒シャツにグレーのパンツ。当たり前だけどサングラスかけてない!
出てきた瞬間には、客席の左側に座っていたファンの方が掲げていた「投げキッスして!」というボードに反応して投げキッスしていました!
かと思ったら、こちら側を覗きこむように見たかと思うと、手を降ってくれました。
一気に盛り上がる我々。
そしたら実はその時、「昨日会ったよね?」とアレックスが声をかけてくれてたんです。
昨日空港へ行ってた私と妹のこと、覚えててくれた!すごい!
登場してすぐに「僕はどこに立てばいいの~?」と長い足でバミリ(立ち位置の印)をつい、つい、と指しているのが凄く可愛かったです。

そんなオープニングのっけから射抜かれていたのですが、ここから司会者が進めていきました。
レックスが日本に来たのは三回目!前回は映画『バトルシップ』のプレミアの時。その前はプライベートで来ていたようです。
さっきお寿司を食べてきたんだよ!というアレックス。
そこから何故か怒涛のお寿司トークがスタート。
彼曰く、観光客がよく行くような店ではない所がいい!とリクエストした所、このステージの半分くらいしかない店に行って来たよ!と。
板前さんが二十歳にしか見えなかった、とか寿司屋の話が暫し続きます。
「そろそろ映画の話を…」という司会者に、「僕はずっと寿司の話でいいよ」とまで言っていました。笑

 

ターザンについて

レックスを目の前にした司会者が、なんだかすっかりターザンにメロメロな様子。
散々熱く、特にアレックスの肉体について語った後、我に返っていた様子が面白かったです。
そのままどうやって肉体改造をしたのか?という質問をしていました。
レックスはボディビルダーのような「魅せる体」ではなく、アスリートのような「動ける身体」を作りたかった、と言っていました。
鳥のササミと、ブロッコリーと、食事で調整をしてから、普通のトレーニングも試したし、ヨガやピラティスもやったよ、とのことでした。
喋っている間、左手はずっとポケットにしまわれたまま。時折ジェスチャーをするために出して、またすぐひっこめていました。
また、翻訳の鈴木小百合さんが日本語で話している間も、彼女の方をじーっと見つめてきました。
頷くわけでもなく、ずっと見つめている。たまに客席の方に目をやると、手を振ったり、投げキッスを返したり、手の指をおいでおいで、するみたいな仕草をしたり。
一度、鈴木さんが日本語で話している間に、後ろの緑一面な壁をじーっと見つめてはさわ…さわ…と触っていて、観客がそれを見てかわいいかわいい言ってたら自然に気付いて、照れたように笑っていたのがすごく可愛かったです。
役作りについては、ドキュメンタリー観たり実際に動物園に行ったりしたと言っていました。しかし動物園に行って、ライオンやヒョウを見ていた…ってネコ科の動物ばっかり見ていたのなんで?笑
最後にはシルバーバックのゴリラを見たよ!と言っていました。良かったちゃんとゴリラも見てた…
また、子供の頃から憧れだったターザンを演じられて光栄だったとも。
父がターザン大好きだったのもあるしね、と言っててやっぱりステラーン!と思う一面もあったり。


その後はプレスの方から質問の時間になりました。
最初このイベントはファンとの交流イベント、と銘打っていて、内容にQ&Aと書かれていたので一般枠からも質問できるかなーと思っていたのですがそんなことはなかった。なんだったんだ。
最初の質問は「日本にはアレックスさんのような素敵な方がなかなかいませんが、日本の男性にアドバイスをください」というもの。
これに対してアレックスは、「日本の男性は十分セクシーで格好いいと思うよ?」と連発。「僕は黒澤の映画を観て育ったから、ミフネとか格好いいじゃない!素敵な男性が沢山いるよ!」
それは少々過去なので、現代には…と尚も続く質問に「じゃあミフネを見習うといいんじゃないかな」とのお答えでした。

次の質問は、ターザンはアレックスにとってどんな存在か、というもの。先ほど役作りなどで似たようなことを聞いたため、翻訳者さんが少し質問を変えていたような感じでした。鈴木さん流石です。
レックスは、ターザンは人間の文明的な部分と野性的な部分の二面性を持ち合わせた人である、という話をしていました。妻ジェーンを助けるためには英国貴族のままでは難しい、だからターザンの面が出てくると。彼は「本当の自分を見つける物語でもある」と話していました。
ここでもう一問、と続ける方に時間がないので、と次の人へ指そうとしたら、アレックスが突然「誤解のないように言っておきたいんだけど」と言って付け加えて話し始めました。

「妻のジェーンはただ守られるだけの存在ではない。彼女はターザンにとってとても重要な役割を持っているんだ。彼女はターザンですら分かっていないターザンのことを深く理解している。彼女は一番の理解者なんだ。彼女の存在が、ターザンを救うんだ」と。
共演しているジェーン役のマーゴット・ロビーは、監督にジェーンを演じるにあたって、ただ守られるだけの存在には絶対にしたくないと言っていたそうです。マーゴットも格好いいし、彼女のことを汲んでわざわざ付け加えたアレックスも素敵!

そして結局ここで、質問タイムは終了。全体的に、一つの質問にものすごくアレックスは語っています。
この時点で終了予定時刻(15:40)を過ぎていました。

 

ゲスト登場

ここで、ゲストの方をお呼びしたいと思います…と言って現れたのはお笑い芸人の横澤夏子さん。
花かんむりに白いワンピースで、ジェーンをイメージした格好でした。
出てくるなりアレックスがハグでお出迎え!そのまま頬にキス!
会場には悲鳴が上がりました。
しかし一番うろたえていたのは横澤さんで、多分今まで受けたことのないであろう歓迎に「イヤーーーー!!!!!キャーーー!!!!」と悲鳴を上げていられました。

「今私汗すごいことになってるんですけど!」

と叫ぶ姿に、完全に自分たちを見ているような気持ちに。

横澤夏子です! I'm Jane!」

と言えばすかさずアレックスが「Yes, my Jane!」と!日本のジェーンだね、とニコニコなアレックス。
横澤さんが話している間も、アレックス、物凄く見る。じっと見凝める、と言いたくなるくらい横澤さんの花冠辺りを見ていました。
そして頭にもキス!なんであんなに大盤振る舞いしてるの?と思うくらいにキスの嵐でした。気に入ったのかな。「次回作には君が出てよ!マーゴットにはクビって言っておくから」と凄まじいジョークが出てくるくらい。次は君が出るんだよ!とかはよく言うけど、現出演者クビにするから!とまで言う人見たことないぞ。
終わりの方になってくると横澤さんが「ジャパニーズ・ミニチュア…ジャングル?」と言いながら盆栽のプレゼント。
レックスは「これ持って帰れるかな?」としげしげ眺めながら喜んでいるようでした。持って帰る気なの、嬉しい!
そしてフォトセッション。アレックスと横澤さんで撮った後「では横澤さんご退場頂き…」と言われてすみませんと横にどいていく横澤さん。そしたら何故かアレックスも同じ方向に歩き出し、そのままはけていきそうに。
荘田さんが慌てて止めたら「今とても汗をかいているから、拭いてくるよ」と言って一度アレックスはステージから消えてしまいました。
その間にも、「やっぱり日本の男性は…」とダメ出しをし続ける横澤さん。司会の方がいらっとするというお決まりの一幕。
「だって汗を拭いている姿だって格好いいんですよ…あのタオルが欲しいですよね!」
ステージの上からだと裾で汗拭いているアレックスが見えているらしく、実況してくれていました。
しかし完全にファンガール化されている。
最終的には「あのタオル、客席の一名様にプレゼント出来ませんかね?」と提案して却下されていました。

ようやくアレックス再登場。もう一回一人でフォトセッション。
後ろにカメラがあります、と言われると「Hello, Movie camera!」とぶんぶん手を振りながら叫んでいました。
投げキッスも!本当大盤振る舞いだなあ!
全てが終了して、アレックスが舞台から去る時も、最後にこちらの方を見て「サイン(ボードのこと?)ありがとう!」と叫んでくれました。優しすぎる!
当初想像していたイベントとはちょっと違いましたが、ものすごく楽しかったです。

 

これがそのウェルカムボードです。

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本当はもう一種類あったんですが、そちらが今手元になかったのでこれだけ…
うちわに厚紙足してるだけなのでそんなに大きくないです。

本当の交流イベントはここからだった

イベントが終わってから、帰るアレックスがひと目見られればいいよね、と何十人かで集まっていました。
するとSPの方が現れ、「急に走って動いたりしなければ、アレックスさんはここから出します」と言ってくれました!
じっと動かず待っていること約1時間、アレックスがなんと歩いて登場!
車で去っていくのに手を振れたらいいよね、くらいに思っていた私たちはびっくり仰天!
ファンサービスしてくれる気満々で現れた彼は、にこにこと快く一人ひとりにサービスをしてくれました!
しかも、「アレーックス!」という叫びや、「写真撮って!」という呼びかけに「Sure!」や「Thank you!」と一々返事をしてくれる。何度も言うけど優しすぎか。
子供が「ターザン!」と呼びかけたら「ハァアローゥ♡」と返事をしていたのがめちゃくちゃ可愛かったです!
ファンの方も、サインして写真を撮ってもらったら後ろにはける、という流れができていたので、大変スムースにサービスを受けていました。
そしてアレックス、出てきた通路にいたファンだけではなく、道路を挟んだ向かい側のファンにもサインをしにいっていました。なんとスタッフさんの制止も聞かず、「やる!」とずんずん進んでいった姿が格好良かったです。
最後に、借りていたペンをファンに向かって投げて、「バーイ!」
車に乗り込むと窓を開けて投げキッス!
そしてアレックスは、真昼の新宿へ消えていったのでした……
終わってから、最初から待っていたファンの方で、サインがもらえなかったと言っていた人が誰もいない!
「格好良かったね…」「凄かったね…」「優しいね…」とそこらかしこからアレックスへのつぶやきが漏れていました。
中には泣いていた方も。分かる、分かるよその気持ち…

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めちゃくちゃ優しい。
日本人、そんなに背の高い子がいないので、ずっと顔の近くに寄せる→立ち上がるを繰り返していてスクワット状態でした…
そして背中がびしょびしょだった…

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会場内でも暑かったけど、外の熱気も凄かったです。
そんな中、ずーっとファンサービスをしてくれたアレックスには、感謝しかない!


私は空港の時に用意できなかった手紙を渡しました。
「Oh, thank you!」と言ってもらえた!
そしてサインのリベンジを果たし、ツーショットも撮ってもらいました。ありがとう本当にありがとう。

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ジャパン・プレミアやるらしいので、また来てくれないかな、と夢見ています。
今度は家族でおいでよ。

 

映画『ターザン:REBORN』は7/30(土)日本公開です!

wwws.warnerbros.co.jp