熱に羽化されて

好きすぎてこじらせたうわ言や思考の整理など

舞台「リーマン・トリロジー」を映画館で観よう!

3人の男が、3人の兄弟と、3世代の話を、3幕の舞台で演じる。
そんな面白い舞台が、今だけ映画館で観られるよ!

(この間観に行ったら完売しててちょっと感動した)

と、ナショナル・シアター・ライブ(NTL)シリーズは何度もTwitterでは騒いでいるが、ブログの方では一度くらいしか触れていなかったので布教したくて書く。
NTLとは、イギリスの国立劇場が運営している、舞台作品のライブビューイングである。日本では、舞台上演の録画を映画館で上映している。
詳しくは以前書いたブログがあるので、そちらを読んでほしい。(当時と状況が変わっているので、多少古い情報が混じっています)

ibara810.hatenablog.com

 

「リーマン・トリロジー」はロンドンで上演された後、ニューヨークのブロードウェイでキャストが1名変わって上演された。それが今年のトニー賞で最も大きい「演劇作品賞」をはじめ、「演劇演出賞」「演劇装置デザイン賞」「演劇照明デザイン賞」、それに出演者のサイモン・ラッセル・ビールが「演劇主演男優賞」(そもそも演者全員が主演男優賞にノミネートされていた)と、数々の賞を獲ったのである。トミー賞のノミネート記念して、6月から東京と大阪でリバイバル上映が行われた。このそして明日から、受賞記念なのか先日のリバイバルが好調だったのか、東京で更に6/24(金)〜7/7(木)までシネ・リーブル池袋で上映が決まったのだ。
このNTLは上映期限が決まっており、過ぎたら観れなくなるので要注意。特にこの演目はNTLのサブスク*1にも入っていない。これを逃すとニューヨークに行って観るか、もしくは来年からまたロンドンで再演するらしいのでそこまで行かなくてはならない。これが現時点の日本ではラストチャンスだそうなので、東京と限られた立地になってしまうが、機会のある人はぜひとも観てほしい。6/24(金)〜7/7(木)までだそう。

www.ntlive.jp


私は6月のリバイバルで2回目を観たのだけれど、改めて良かった…と噛み締めまくった。なので1人でも多くの人にも味わってほしいので、池袋まで足を伸ばせる人は是非足を運んでほしい。ちなみに初見の時点で十分面白かったのだけれど、その時めちゃくちゃ疲れていて、若干ウトウトしてしまったのだ。それがどうにもこうにももったいないなと引っかかっていて、何度か再上映のタイミングがあったけれど合わず、もったいなくてのリベンジだった。

 

どんな話かというと、「リーマン・ショック」で世界を震撼させたリーマン・ブラザーズの始まりから終わりまでを3世代に渡って描いていくもの。それも、この大河ドラマばりの長い話を、たった3人の役者と一つのピアノだけで、約3時間で語ってしまう。
ドイツからアメリカにやってきた3兄弟であるヘンリー、エマニュエル、マイヤーを、それぞれサイモン・ラッセル・ビール、ベン・マイルズ(BW版ではエイドリアン・レスター)、アダム・ゴドリーが演じる。しかし彼らが演じるのはこの3兄弟だけではない。周囲の人間はもちろん、彼らの子供や孫まで、その数合計を、3人が変わるがわる演じていく。衣装替えや特殊メイクなどは一切行われない。それなのに、全然違う動きや声で、さっきまで演じていた役とは違う役を演じているという事が分かってしまう。アダム・ゴドリーの0歳児と2歳児の泣き声の分け方など、演技がめちゃくちゃ上手い人じゃないとこんなの挑めない…!と震え上がる。本当は3人同時にトニー賞主演男優賞を取って欲しかったくらいだ。

音楽もすごい。生演奏のピアノが彼らの物語をより鮮明に描き出している。こればっかりは観てもらった方が分かりやすいので、観てくれ…!としかいいようがない。彼らの演技に合わせて奏でることがどれほど大変なのか、ちょっと私には想像の範疇を超えている。馬が歩く音などの音響効果も使われてはいるのだけれど、そちらは最小限に留めている。

また、舞台は巨大なガラスのような箱がセットされている。この中で演じていくのだが、回転しては全く違う場所になってしまう。この見せ方もかなり面白い。演劇の中でもこの作品は観客の想像力に委ねられる部分が多い。にも関わらず、うまく物語に引き込ませてくれる。演出を手がけているのは、映画『007/スカイフォール』や『1917』の監督であるサム・メンデスである。彼は舞台も多く手がけている。

 

雰囲気をつかむには、予告編を観るのが一番かもしれない。


www.youtube.com


ちなみに、この作品は元々イタリアの作家ステファノ・マッシーニが、ラジオドラマとして9時間に渡る超大作だったそうな。それをベン・パワーが大胆に翻案したのが今回のバージョンらしい。
元になった作品は小説として日本でも最近発売された。面白かった人はこちらと比べてみるのも面白そう。ただ、かなり分厚いので予習よりは復習の方がいいのかもしれない。

 

 

最後に、初めて観たいのだけれど、舞台の録画って普通の映画とどう違うの?という人向けにQ&Aを置いておくので、参考にしてほしい。

ナショナル・シアター・ライブ・ジャパン
初めて観たい人向け Q&A

 

Q1.字幕や吹替はあるの?
A1.日本語字幕はあります!安心してね。残念ながら吹替はありません。

 

Q2.上映時間長いけど休憩はあるの?
A2.あります!リーマン・トリロジーは3幕構成なので、2回あります。
1回目は約20分、2回目は約16分でした。
外に出てトイレに行けます。

 

Q3.どこで公開してるの?
A3.今回に限ってはシネ・リーブル池袋のみです。
他のNTL作品は東京・神奈川・名古屋・大阪・京都・福岡でスタートし、
その後神戸や各地でもう少しだけ上映が時折ある状況です。

 

Q4.チケットはどうやって買うの?
A4.映画のチケット買うのと同じです。シネリーブル池袋はオンラインで事前に席を選んで購入する事もできますし、映画館に直接行ってチケット売り場で買うことも出来ます。土日は売り切れに注意。事前に買っておくと良いかも。

金額は一般3000円、学生2500円です。

 

Q5.円盤が欲しい!
A5.公式が円盤化はしないと明言しています。
サブスクはありますが、そちらは英国公式サイトになり、字幕も英語のみです。

 

Q6.うちの近くではやってないよ〜!
A6.お近くの映画館にリクエストを出してみてください…声が多いと考えてくれるかも?
後は上映をやってる地域で盛り上がれば、やっていない地域でもかかる可能性があるので、頑張ります…(あんまり観客が考える領域ではないのですが)

 

 

1人でも楽しめる人が増えますように。
あわよくば、他のNTL作品も観てくれますように。

ちなみに、「リーマン・トリロジー」面白かった!他にもある?という方向けには…

次回、8/5からNTL「プライマ・フェイシィ」が控えています!なんと本国のスタートは7/21なので、2週間ほどで日本で観れちゃうのは史上初!こちらもぜひぜひ〜!

www.ntlive.jp

 

*1:£9.99/月、作品は豊富だが、上演されているすべての作品は入っているわけではない。英語字幕のみ

寝苦しい夜よさようなら?

巷ではヤクルト1000が流行っている。かくいう私もコンビニやスーパーで姿を探すようになってしまったが、そういう場所は一向に棚が空っぽで、補充されているのを見たことがない。しかし、ある所にはあるので、定期購入こそしていないがなんとなく口にする機会が増えた。単に職場にヤクルトレディが来てくれるのと、センターが生活圏にあるからなのだが。ちなみに、Twitterでたまに見かける、道を歩いていたらヤクルトレディに遭遇したので声をかけて買う、というシチュエーションも経験済みである。すみませんと声をかけてヤクルト1000ください!と言ったらやっぱり流行っているのかニヤッと笑っていきなり7本セットを取り出して渡してくれた。ちなみに現金だけでなく楽天payなどの電子マネーでも支払えるのでかなりありがたさを感じている。ちなみにその時は台車を持ってる2人組で、販売センターから3分かからないくらいの距離の場所にいた。

流行り物にはとりあえず手を出してみたい。自分が好きか/合うか/好みかどうかは試してみてから考える。皆騒いでるものにはチェックを入れておく習性が前よりも強くなっている、というか、必要に迫られる場合があるので半ば意図的にやっている。
それもあるのだが、単にヤクルトが美味しいので「寝れる」というプラシーボをかけながら飲むのが楽しくて好きなだけだ。乳酸菌飲料が基本的に好きだし、気を抜くと100mlじゃなくて350mlくらい飲みたいし。1リットルとか言い出さないのが今の私のほんの少しの慎みである。そんなとこ慎んでどうするのか。

 

今年の目標に「睡眠時間7時間確保」を掲げたが、かなり守りながら生活している。破る日もあるし、素っ頓狂な時間に起きて眠れないということもあるが、睡眠アプリの月間平均を見てみると6時間半〜6時間50分くらいである。若干たりてないが、以前よりはだいぶ改善されてきた。
しかし最近日の出時間が早くなって困ったことがある。
早朝になると外が明るくて起きてしまうのだ。
中途半端に起床時間の1時間半前に起きてぐずぐずしている…みたいなことが増えてしまった。遮光カーテンを買うのが恐らく一番いいのだろうが、計測やら面倒だしカーテンは高い。
だったらアイマスク、と思って蒸気でホッとアイマスクをつけたのだが、この季節だと暑くてクラクラする。冷房の効いた部屋で楽しむならありなのかもしれないが、今の季節だと私の部屋に冷房はまだ早い。暑いんだか寒いんだか分からなくなるようなことはしたくない。
というわけで、最初に友達がおすすめしてくれたアイマスクを買った。

 

 

 

寝る前にアイクリームを塗るので、目に触れないものが一番なのだが、洗濯していると聞いたのでそのまま購入。
ふんわりつけているので、締め付け感はほぼ感じない。
ずれると当然眩しく、ガッツリ遮光!というよりは優しく覆ってくれる感じなので、真っ暗を求める人にはあまり向いてないかもしれないが、寝相がいいのであまりずれずに使えている。ただ、暑くて寝苦しい日には取れてしまっていたので要検討。
シルク100%と言うことだが、手入れの面倒さに負けるので枕カバーとかナイトキャップとか、髪のためにシルクがいいよ!というおすすめをよく見かけるのだけれど、誰1人としてお手入れをどうしているか書いていない。手洗いするのが嫌いなので(かつて高級ブラジャーは手洗いしないと行けないなんて嫌だという文句をツイートしてバズったくらいには嫌いだ)、みんなそこんとこどうしているのかを教えてほしい。洋服だってクリーニングに出さなくてもいいものばっかり買っている。
ちなみに他にもアイマスクを勧めてくれた友達がいて、寝付くには大変よさそうだったのだが洗濯が不可だったので泣く泣く見送ったものもあった。どれだけ洗濯嫌いなんだよ。

アイマスクをつけて寝るようになってから、確かに起床予定時刻に起きれることが増えた。しかし今度は段々と湿気が高くなるにつれて、朝起きた時の寝汗やら火照りに近いものが気になってきた。つーかアイマスク、よくよく見たら秋冬用じゃないか。まあいいやと思ったが良くない。起きたとしても全然体が万全ではない。
というわけで、次は寝具を新調した。パシーマである。

 

 

これはこじまさんが物凄い言い回しを重ねまくって勧めているのを何度も観て、うっかり手を出してしまった。だって「10回洗えばあなたの皮膚になる」って凄まじいフレーズである。うっかり手を出すにはちょっといい値段のものだと思うけれど、寝具には金かけた方がいいって言うし……しかも気づけばおふとん、というかベッドに潜り込んでいる人生である。そこを快適に過ごすにはある程度の投資が必要、これは無駄遣いではない、と言いながら買った。
まだ届いてから最初に洗って1週間経ってないので、だんだんと洗濯による経過が楽しみ。さっき洗濯嫌いって書いてた人間の書くものとは思えない。いいんだよ洗濯機が洗う分には。これは手洗いする寝具ですとか言われたら絶対に手を出さなかった自信がある。
と言うわけでまだ新米のパシーマだが、今の時点で確かに結構吸湿に優れているな…と感じる。パシーマは脱脂綿とガーゼで出来ているキルトケットで、赤ん坊や敏感肌向けにも使用できるとのことだったので購入を決めた。

このように睡眠周りを着々とアップデートして、寝苦しさや睡眠不足をちょっとずつ改善しているのを感じる。
本当は電子機器から離れてるのが一番いいのは分かっているのだが、これがやめられたら人生がもっと変わっているのではないだろうか。
深夜にブログを書いている場合じゃない。おやすみ。

推しのミュージカル出演が決まった話

※本来この記事は2022年3月8日に投稿される内容だったのだが、何故だか放置していたので今更更新する。

 

起きてTwitter開いた瞬間、ミュージカル研究などをされている辻さんのツイートが目に飛び込んできた。

 

ぶ、舞台!?しかもミュージカル!?
他の方からもリプライでソース記事を送って頂いていた。昔はこんなことなかったので、TLで仲良くしてもらっている人たちにも随分と私の好みやら思い立ったら海外に行ってしまうのが浸透しているなと思った。いや本当、こういう時思い出してもらえるのって幸せなことだよ…ありがとうございます。
びっくりして記事を開いたけど、寝起きの頭にはなかなか頭に入ってこなかった。こういう時、英語が弱いとてんでダメだな…
公式情報として、劇場の公式ツイートを貼っておく。

 

日本語で書いてくれてた方にだいぶ助けてもらって、ようやっと整理が出来た。
ダンがニューヨークで『メリリー・ウィー・ロール・アロング』というミュージカルに出ることが分かった。
場所はニューヨーク・シアター・ワークショップという劇場の2022/23シーズンの一つの演目らしく、ここはブロードウェイからちょっと離れたダウンタウンにある。
演出はマリア・フリードマンで、去年日本の新国立劇場での上演と同じ方だそう。
他のキャストと、上演期間は未発表。

 

舞台としては前回観に行った「Endgame/ Rough For Theatre II」以来2年ぶり、ニューヨークで舞台に立つのは「The Lifespan of a Fact」以来4年ぶり、オフブロードウェイ出演作としては「Privacy」以来6年ぶり(でも今回のはオフブロ扱いでもないんだろうか…?NY事情が全然分かってない…)、そして何よりミュージカルとしては「How To Succeed」以来、なんと11年ぶりの出演である!
こんなに羅列したのは、「ダニエル・ラドクリフって舞台にも結構出てるんですよ」アピールである。数年単位でコンスタントに出ている。しかし、ミュージカルはかなり久しぶり!これは震える…!
ダニエル・ラドクリフって歌えるの?」と思った人は各種配信サイトで「How To Succeed」のダニエル・ラドクリフが歌っている音源を聴いてほしい。
演技が上手なだけじゃなくて、歌って踊れる俳優なんだよ*1

open.spotify.com


めっちゃ嬉しい。そして、めっちゃ行きたい。
ロンドンで彼の舞台を観たことはあるのだけれど、ニューヨークでは、そしてミュージカルも観たことはない。
How To SucceedのCDを持っている*2ので、それを聞いていただけの身としては、これは逃したくない…
しかもソンドハイムのミューミカルやぞ。20代の頃は名前を聞いても分からなかったのに、最近急に名前を聞くタイミングが増えた人である。というか単に私が気づいていなかっただけで、おそらく意識するずっと作品には接していた、ミュージカル界の大巨匠である。そして曲がめちゃくちゃ難しい。こんなチャレンジを逃したくない!
惜しむらくは、去年同じ演出家・振付で日本版が上演されていたこと。いやまさか1年後にダニエル・ラドクリフが演じると分かっていれば私だってなりふり構わず観に行ったけれど、状況に悩んでチケットを取らなかった作品だった。配信があればな…と思っていたが、配信は残念ながらなかった。

 

しかし、現状どうよ。
全然行ける気がしない。
未だに猛威を振るうcovid-19の脅威は全く衰えていない。それどころか、世界情勢もかなり良くない方向に向かっている。
時期は確定していないが、2022年にスタートらしいので、年末あたりから舞台の幕が上がりそうだが、その時にアメリカに行ける状況を、正直思い描けていない。でも正直行きたいよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

なので、準備だけはしておいて損はない、と思う。
今から出来る準備一覧をとりあえず書いておいた。( これを書こうとして途中で止まってことを思い出した)

お金

先立つものはこれ!渡米するには当然かかる!しかも円安がマッハ!貯めよう…
今年はもうボールペンの換え以外の文具類を買うのをやめる。
出来るだけ外食をしない。この辺りから削っていくしかない。
実は4月から楽天のポイント制度が改悪されるので駆け込みとばかりに数日前に色々買い込んでしまったので、これからは落ち着こうね…もう今年買って良かったもの出そうかな。

健康

先立つものが揃っても、本人がぐったりしてちゃあどうしようもないよ。
というわけで筋トレをしたり早寝早起きをしよう。金で買えない部分もあるのでどうにかするしかない。足腰を鍛えておこうな…

英語

未だに全然出来てない!がもうなるたけ英語を触れるのと、底上げのために基本のやり直しとかしよう…いやこれは本当要努力で一番なんとか出来そうな部分なのでなんとかしよう。こういう目標がないとむしろ頑張れないので…
スピーキングもなんとかしたいところである。

情報

刻一刻と状況が変わるにつれて、様々なことが今までの旅行で当たり前だったことが当たり前じゃなくなってる可能性は大いにあるので、情報は出来るだけ集めておく。
先日友人たちと話した時にも、今までの知識だと更新されてないから太刀打ちできないよね…みたいな話をした。

 

一体いつからになるのかも分からない話のために今からめちゃくちゃ浮き足立っている。
現実がどうなるかは分からないけれど、とにかく準備!予防!でなんとか生き抜きたい。
まずは一刻も早く何もかもが収束してくれ〜〜〜〜!!!!

会いたいよぉ!最後に会った時にサインもらったやつ。おそらくステージドアはないの分かってるのでそれはそれでいいんだけど、生で歌ってる演技は観たい…

*1:本当はトニー賞のオープニングでのパフォーマンスを観てほしいんだけど、公式では全然出てこないので各自検索して見てください…

*2:配信サイトで聴けるようになると気づく前に買った

今日みたいな気候がとても好き

爪がいい感じだと元気が出るね。


ここ数ヶ月、ガタリと体調を崩して、しかし大した原因はなく、回復しきる前にまた崩し、を繰り返しており、小康状態の時に人から「元気ですか?」と聞かれると返答に困る…というのを繰り返していたのだが、なんだか今日急に元気になった。とても久々に会った友達のお陰だなと感じる。
また、湿度が低くて、少し肌寒くて、日差しは強い今日みたいな気候が好きだからな気もする。
ここ数週間習慣づけていたあれやこれやが全部出来なくなってたのだけど、なんだか明日からはできそうな気がするな、という謎の元気な気持ちだけ記録しておく。春先の初夏の季節がとても好きだ。
その割に外の写真がない。日差しがうまく撮れなくて。

1人の熱意が世界を魅せる(映画『バスタブとブロードウェイ』感想)

『バスタブとブロードウェイ: もうひとつのミュージカル世界』


https://www.netflix.com/jp/title/81044103
Netflixに加入してたらここから見れます(うまく埋め込み出来なかったので普通のリンク…)

【2022.05.01 追記】
Netflixでの配信は終わってしまったのですが、なんとU-NEXTの方で配信始まったそうです!
video.unext.jp
こちらではタイトルが『ブロードウェイとバスタブ』という表記になっておりますが、同じ作品です。
そもそも原題は『Bathtubs Over Broadway』なのですが、これは有名なミュージカルの『Bullets Over Broadway』のパロディでは?と指摘されており*1、この邦題が『ブロードウェイと銃弾』なのでそちらに合わせた変更かと思われます。

あらすじ

最近ミュージカル関連作をよく観るようになったのだけど、めちゃくちゃ良かった一本。
1人の男が失われたジャンルにふとしたことからのめり込んでしまうドキュメンタリー。
謎に覆われた世界の一端を紐解いていくワクワクと、熱中している人の熱意に皆が少しずつ巻き込まれていく楽しさが味わえる。

コメディ作家としてキャリアの長いスティーブは、コメディにのめり込み過ぎて何も面白いと思えなくなり、ただ仕事にのめり込むばかりの毎日だった。仕事のために面白いレコードを探している内に「企業ミュージカル」と出会う。これが彼の人生を大きく変えるきっかけとなる……

「企業ミュージカル」とは

ブロードウェイで行われるショーと違い、企業が自社社員向けに作ったミュージカルのこと。
戦後の経済成長とともに、1950〜70年代に自動車から日用生活品などの大企業が、潤沢な予算をかけてこぞって作っていた模様。歌詞こそは自社製品を褒めそやすものが多く、ヘンテコな題材のミュージカルだが、曲調や演出はかなり本格的だった。
もちろん一般向けにチケットを売り出したりする商業作品ではないので、アメリカでも知名度が低いどころか知っている人が殆どいない。

感想(ネタバレあり)

酷いネットミームで話すけれど、全編「オタクくん大勝利です…!」という案件だった。1人の熱意が、夢物語を現実に変えてた。
ある日出会って一発で好きになっちゃうんだよね。あの落ち方は今でこそ沼落ちというのだろうけれど、途方もない何かへの扉を開けてしまった瞬間。仕事しか人生に打ち込めるものがなかった人が、人生をかけて夢中になれるものに出会うというのがまずたまらなく良かった。
そこからスティーブの地道な旅が始まるのだけれど、その軌跡もまた面白い。
企業ミュージカルは当然円盤などない……と思いきや、企業に勤める社員向けに非売品としてレコードを配布していることがままあった。音源は探すと出てくるのだ。映像となると相当限られてくるのだけれど。
それを手放した人たちのお陰で、企業ミュージカルの楽曲が詰まったレコードが、稀に中古のレコードショップに姿を見せるのだ。探しにスティーブはあちこちの店に顔を出し、名刺を渡し、もし見つかったら教えてくれ、言い値で買うので…と言ってはまた次の店に行く。
彼の捜索範囲は実地だけではなく、インターネットも守備範囲になっていく。まるで、孤独に忘れられた遺跡を掘り起こしているみたいだった。そんな中、僅かながらの同好の趣味の人たちと会う。マジで好きな話して楽しそうな顔をしているのを観るのは健康に良い。一ミリも分からない話でも。
そうやってレコードを集める内に、今度は製作者や出演者たちのことが気になってくる。企業ミュージカルは知名度こそないが、当時割の良い仕事だったため、俳優志望や若い演出家が腕試しのように出ていた。企業ミュージカルの専門で働いている人も勿論多くいた。
今、ショービジネス界隈で活躍している人がかつて企業ミュージカルでも働いていたことが取り上げられている。
表舞台で活躍している人は足取りを掴みやすいが、そうでない人はなかなか難しい。そこでスティーブは数少ない手がかりから、芋づる式に関係者に連絡を取り、実際に会いに行く。もうこの辺りからちょっと想像の範囲を超えた。
この会いに行くのはかなりハードルが高いと思うのだが、この会いに行きたいスティーブが元々キャリアがあり、テレビ業界では名の知れている人物だからこそ叶ったのだろうと思った。彼でなければ成し遂げられなかっただろう。そこからの流れは唖然としてしまった。ラストは圧巻だった。オタクの夢、叶いまくりである。地道な努力がすごいことになった。な、なりたい…こんなオタクに……

また、アメリカの経済成長とそれに乗じた文化の興隆も見れる。凄かった。金があるっていいなあ!
文化は人に余裕がある時に成長し花開くのがヒシヒシと伝わってくる。企業ミュージカルを作ろうとしている社員は、イメージするブロードウェイミュージカルのようなものを演出家に作らせるのだけれど、その予算が当時のブロードウェイミュージカルの予算よりも遥に超えていたというのが、アメリカにとっても高度成長の時だったのだなあというのをひしひし感じた…そしてそれを終わらせた要因の一つがトヨタや日産などの日本車の台頭なのだと思うと、今日本で私がNetflixで観ているのは、ちょっと皮肉めいたものを感じる。
けれど、この作品のお陰で、私も知らなかった「企業ミュージカル」という謎の多い一大ジャンルを知ることが出来たので、それだけでも満足。人々の記憶の彼方とかすかな情報の断片から、こんな大掛かりなものが浮かび上がってくる楽しさよ。


1時間27分なので、サラリと観れる一本。ただし、Netflixのみ配信、本日2022年4月29日までなのでまだ観てなければ今すぐ観てほしい!22時半までに再生すれば大丈夫だから!(以下追記)現在U-NEXTで配信中です。

もし似たような題材の作品があったら観たいので教えてください。
『サッドヒルを掘り返せ』が似たような感じだと聞いたので、そちらも観てみたい。

広義のデスク周りということで

今週のお題「デスクまわり」

机の上のことについては、以前こんな記事を書いた。

 

ibara810.hatenablog.com

 


正直これ以上あまり変わっていないので、書くことがないな…と思ったのだけれど、大きな変化があった。

 

椅子、買いました。

 

これまで数千円のオフィスチェアを10年近く座り続けて、背もたれの部分が根本から折れるという事案を発生させた実績がある。その後もあまり考えずに安い椅子を買い、結局座面がペシャンコになり座るのが辛い…という状況になっていた。
腰痛持ちの妹が椅子を買ったのを機に、彼女が使っていたお下がりのオフィスチェアを譲り受けたのだけれど、今まで使っていたものより若干マシ、というレベルで、いずれにせよ座る環境は全くよろしくなかったのである。

椅子を買うにあたって、いくつか目星はつけていた。
イトーキのカシコチェアかオカムラのルーチェかシルフィーだな…と思いつつ、アーロンでもセイルチェアは割と小さめでかわいいなと思いつつ、大塚家具で試してみた。椅子の座り心地って、本当に体のサイズによって違うのだなと思う。身長がそこまでなくて、小柄な人だとかなり選択肢が狭まるので、もう少し多様化してほしいと思う。そういう意味では国産の椅子の方が、体型に合いやすい気がする。
そういえば友達がバロンに座っていると聞いて試したら、自分の体と座面が合わなかったので試してみないと分からないものだな。セイルチェアはかわいいけどやっぱり大きいし。ちなみに悩んでいたカシコチェアはちょっと背筋がずっと伸ばされてる感じがして候補から外したのだけれど、生産中止になってたのでほしい人は早めに買うといいと思う。

 

というわけで買ったのがこちら。オカムラのシルフィー。

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写真だと青一色みたいに見えるんだけど、本当はブルーグリーンなんだ。青みがかった緑とも、緑がかった青とも言える色。こういう色がかなり好き。
ローバックでいいと思ったのだけれど、座ったらハイバックの方がいいなと思った。気づいたら肘置きまでつけていた。
何が決め手になったかというと、在宅勤務でPCを使うのだが、それ以外にも手帳などを書くのに前傾姿勢で椅子に座ることがある。シルフィーは前傾姿勢にも後傾姿勢にも対応しているのが良かった。
購入した会社が、現在使っていた椅子を引き取ってくれたので、粗大ゴミのことを考えなくて良かったのは幸いだった。前の椅子は全て自分で粉砕して燃えるゴミに出したので…

 

商品サイズ : 279mmx124mmx16mm/423g
岡村製作所 オフィスチェア デスクチェア ワークチェア 事務イス テレワーク チェア リモートワーク 在宅勤務 在宅 椅子

 

 

 

まだ使い始めて1週間も経っていないが、姿勢が正されているのを感じる。ここ最近はかなり後ろに持たれない限り背もたれが全くつかない椅子に座ってたので、正しい位置に座って背筋が伸ばされている。正しい姿勢を保つための筋肉がまるでないので、若干筋肉痛になっているが、これも慣れたら治るだろう。
ちょっと大きいので狭い部屋に置くと圧迫感はそれなりにある。が、椅子に座らない状態でこの部屋にいるのはベッドにいる時だけなので、そこまで気にならない。
もう今年の買って良かったを更新しそうな勢い。なんとか取り入れられて良かった。
ただ、肝心のデスク周りだが、最近は本が積まれてしまい、あまり場所を確保できていない。もう少し広々使えるためにどうしたらいいかを悩み中。物がとにかく多いので、減らさないといけないよな…と思っている。

 

ここまでくると机本体の方も買いたくなってきているが、流石にぽんぽこ買うのは躊躇われる。もう少し要検討。
でもPCスタンドは別個買った。これは明後日届くので今から楽しみ。

 

デジタルデトックスする

とは言ってもSNSだけ。ブログ書いてる時点でめっちゃデジタルである。
というわけで勢いでTwitterのアプリをアンインストールした。
単に実生活が肉体的にも精神的にも疲れていて、その上拡張されたネット上の文字のみのコミュニケーションが今この瞬間に無理だな、となったのでちょっと離れてみる。
とは言え明日になったら元気にガンガン呟いている可能性は否めないのだけれど…

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お供のミルクティーと手帳

もうちょい手帳書いたり机で勉強する時間増やしたいのもある。なんも出来てないまま机の上がすごいことになっている…


今肌のコンディションがめっぽう悪い。
恐らくつなぎで使ってる化粧品がゆらいでる今に全然合っていないからだと思われる。エクストラなお手入れよりも、最低限で鎮静されたし、という感じな気がする。
その上、今年に入ってから複数引っ掻いて顔を血まみれにしていた原因のホクロを皮膚科で切除したため、いい感じのスキンケアが出来ていない。
もう少し落ち着いたらうまくいくかもしれないのだけれど、なんだかそういう体の変化に心がうまく追いついていないというか、バランスが崩れまくっている。
それにストレスが加わって当社比肌荒れが凄い。
こちらもデトックスしてみたいものだ。