熱に羽化されて

好きすぎてこじらせたうわ言や思考の整理など

磨けども、磨けども

お題を見かけた途端、歯科検診に暫く行っていないのを思い出した。
とは言っても前回から半年も経っていない。
しかし行かないと何かしらトラブルを起こすので、そろそろ行かねばならない。

以前から事あるごとにありとあらゆる媒体で体が弱い話をしていたと思うが、歯も例外ではない。
最近は一日三回歯を磨く。それでも虫歯ができる。
磨き方が悪いと言われてしまえばそれまでかもしれないが、歯が弱いのも体質だと思う。
まだ小学校一年生の時、永久歯に生え変わる時、まだ歯ぐきから出てくる前から「この歯は虫歯だね」と歯医者に言われた衝撃はちょっと忘れられない。どうやったら虫歯になるのだ。
親から移るという話を聞いたことがあるが、下の妹二人にはほぼ虫歯は存在していない。私は麻酔をかけるレベルの虫歯治療を複数回行ったことがあるというのに。
友人でも歯磨きをしっかりしている姉の方には虫歯があり、大雑把な妹の方には全然虫歯がないという話を聞いて、私たち理不尽な目に遭ってるねと慰め合ったことがあるので、少なからず歯が弱い体質の人は存在するのだろう。

それでも、歯を磨くのは割と好きだ。
うっかりぼーっと考え事をしながら磨いてると、15分くらいすぐに過ぎてしまう。
気持ち悪くならないのか、と言われるのだけど、どこまで柄を突っ込むとおえっとなるかは流石に把握しているので、あまりならない。
顎が小さいので、基本的に歯ブラシのヘッドは小さい。それこそそうしないとおえっとなる。
ヘッドが小さければなんでもいいや、という気持ちなので特にブランドにこだわりはないが、もっと探せば色々あるのだろう。
しかし無意識に磨いていると、磨けている部分とそうでない部分が出てくるので、ある程度歯のことも考えなくてはならない。
奥歯の歯並びが最悪なので、特にその辺りを気を付けて磨く。まっすぐ生えていないのだ。
親知らずに至っては横向きに育ったので、抜くのにかかりつけの歯科では出来ないと大学病院へ紹介状を書かれた。そして歯茎を切ったり歯を砕いたり色々かかった。まったく世話が焼けるぜmy teeth。

歯磨き、きちんと磨くと舌で触れた時にざらざらが取れてつるつるになるので、身近な達成感が欲しい人にはおすすめしたい。体にいいことで、そこまで難しくなくて、なんだかちゃんと生活出来ているな、という気持ちに簡単にさせてくれる。
最近出来てない人にはそれこそ電動歯ブラシとか、クィア・アイでおすすめされてたウォーターピックとかがいいんじゃなかろうか。私は使ったことないのだけど。
フロスは使っているが、更に世界が広がりそう。リステリンとかも試してみたい。
とにかく食べることが好きなので、歯は大事にしたいのだ。

あとどうでもいいけど映画の歯磨きシーン、たまに観ていてゆすいでほしい!と思う。
しかしこのマーク・ラファロは映画のワンシーンではないけれど、あまりにかわいかったので引用しておきます。
彼のInstagramより。

www.instagram.com

 

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ベストベストベスト2018(舞台編)

2019年も始まって2ヶ月過ぎようとしているのに、今更2018年のベストを出します。
しかも舞台。何故なら映画編はまだ全然まとめきれていなかったからです。
去年は結局やれなかったので今年はとりあえずやる。

 

ベスト舞台

1.『豊饒の海

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映画『寝ても覚めても』を観てめちゃくちゃに打ちのめされて、東出昌大の演技を観たい、もっと観たい…!と渇望した次の瞬間、目に入ってきたのがこのポスターだった。
とにかくこの写真が素敵で、そのまま流れるようにチケットを取った。
もう一種類の、主演の東出氏の空虚な目でこちらを見ているポスターの方がまちなかでよく目にしていたのだけれど、こちらを見たら行きたくてたまらなかった。

実際に観に行ったら、あまりの美しさと、膨大な話をスマートにまとめていた手腕と、幻聴のようなさざなみの音に完璧に打ちのめされてしまって、このブログタイトル通り熱に羽化(浮か)されて、そのまま次の日の分のチケットを取ってもう一度観に行った。生涯ベスト級の作品に出会ってしまって、うわ言のように11月はずっとこの舞台のことをつぶやいていたら、フォロワーさんたちが次々に観に行くという珍しい現象まで起こった。今でも反芻してしまう。
また会ひたい。何度でも。

 

2.ミュージカル『メリー・ポピンズ

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元の映画も好きなのだが、『ウォルト・ディズニーの約束』を観てから好きが大大大好きくらいに格上げされた作品。
ミュージカル、しかも濱田めぐみ様が演じるとなれば行かないわけがない。
しかもバートを柿澤勇人が演じ、しかもミスター・バンクスを山路和弘が演じる。
夢の共演かよー!というくらい好きな人たちが集まっていたメリー・ポピンズは、大変良かった。
Wキャストの役が多かったので、上記の人達が全員揃ってる日!を探してチケットを取ったのだが、大満足だった。
子供だけでなく、大人も救ってくれる話だった。このブログのどこかで書いた気がする。

 

これだ!この記事にメリー・ポピンズを観に行ったことがちょっとだけ書いてある。

ibara810.hatenablog.com

 

3.『ゲゲゲの先生へ』

佐々木蔵之介が舞台に立つといつも一緒に行こうと声をかけてくれる素晴らしい友人がおり、例に漏れず声をかけてもらってついていった。
初!前川知大演出!
水木しげるにオマージュを捧げた舞台だったのだけれど、逝ってしまった方へのラブレターのような、どうすることも出来ない寂しさと愛しさを全部作品にぶつけたような創作が好きな傾向にあるのだけれど、まさにそういう話だった。
奇妙さも愛おしくなる…水木しげる先生の仰ってた妖怪のあり方をそのまま持ってきていたのですんなり入りやすかったのもあるかもしれない。
佐々木蔵之介は勿論なのだけど、松雪泰子が…すんごく、すんごく良くって……うっとりしてしまい……ちょっとこの方の舞台また会ったら行きたい…

しかし良かったなあと思っていたら前川さんはいつもと違う感じの演出だよと言われたので、改めてイキウメの作品を観なければならないなあと思った次第。
あと京極先生に観てほしいなあと思っていたら鑑賞されていたのをTwitterで知ってとっても嬉しかった。

(どうでもいいけれどこの傾向だけ考えると私は絶対ボヘミアン・ラプソディーが好きな筈なのに何故観れていないのか)


4.『1984

ロバート・アイク脚本作が!日本でも観れる!とわくわくしながら観に行った。
原作はかの有名なジョージ・オーウェルの同名作。
小川絵梨子演出作はすっかりおなじみになっている。
普段俳優と演目と演出家で観るものを決めているのだけど、出てる人をほぼ知らない舞台は久々に観たかもしれない。100%スタッフ目当て。
それが大正解で、演出や舞台装置がめちゃくちゃ好き!と強く思った作品だった。
大杉漣さんが出る予定だったことに思いを馳せながら観た。
しかしスタッフの人の位置がすごく気になる所にずっといて、あまり集中できなかった記憶。


5.ミュージカル『タイタニック
誕生日に鑑賞。
相変わらず前情報を入れずに行ったのだが、てっきり加藤和樹レオナルド・ディカプリオが演じた役なのだと思っていたら違ってめちゃくちゃびっくりした。え!?あっそうなの!?みたいな。
とにかく人が沢山出てくるのでそれだけでも壮大なのだが、舞台のデッキになったりする二階部分のセットが高くて怪我しないようにとひたすら祈りながら観ていた。
一幕の終わりの演出が素晴らしい。


6.朗読劇『私の頭の中の消しゴム
予習で映画を観ようと思っていたのに結局観れないまま行った。
珍しく自分から勇気を出して友達を誘ったら快く付き合ってくれた。あとから得意ではない題材だったので本当に本当に感謝している。

人生初の朗読劇だったのだが、思いの外ギミックが多いのだなあと思いながら聞いていた。


7.ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』
実在の人物と架空の人物が組み合わせながらベルばらみたいなものである。
面白かったのだけれど、全体的に曲と登場人物の心情がうまく噛み合っていないように感じた。
何故ここでロック調の曲に!?とか馴染めずにいた。全体的に歌いにくそうな曲が多かった…
そんな中、そういうことをまったく感じさせないで一番朗々としていたのが神田沙也加だったので、やはりこの人うまいな…と思って観ていた。相手役は加藤和樹だったのだけれど、小池徹平とキャラが違いすぎるので、比べてみても面白かっただろう。
最後の、人権宣言のシーンに胸打たれた。このシーンを観に来たのだなあと思えたくらいに良かった。

 

ベストアクト

東出昌大豊饒の海

濱田めぐみメリー・ポピンズ

佐々木蔵之介『ゲゲゲの先生へ』

 

ベストサポートアクト

神野三鈴『豊饒の海

上杉柊平豊饒の海

 

ベスト演出

マックス・ウェブスター『豊穣の海』

前川知大『ゲゲゲの先生へ』

 

7本しか見ていなかった。
もうちょい観てた気がするけど、でも確かにこれだけ。
ストレートプレイ3本、ミュージカル3本、朗読劇1本、となかなかバランスはいい気がする。
正確に言うと豊饒の海は2回見ているので、7公演8本が正しい。
ベストで順位をつけてしまったけれど、正直全部良かった!
だめだこりゃ、と思った舞台は一つもない。
しかし2019年、もう既に去年の本数と並びそうな勢いで観ている上にチケット押さえてるんですけど正気か?
その分映画が観れなくなっている気がするので、もう少しバランスを取りたいところ…

 

 

足元から寒さを凌げ!

今週のお題「冬の体調管理」

去年は年始からインフルエンザに罹って初詣の前に救急病院に詣でる所からスタートした。しかも予防接種を受けたにもかかわらず、だ。そのまま体調はぐちゃぐちゃになり、全体的に調子の悪い一年だった。
年末も大概調子が悪かったのだが、今年こそは風邪とか引いたりしないようにしようと色々なことを始めてみている。


体が弱い。生まれた時から入院期間が人より長くてそこからもうずっと悪い所を数えるときりがない。普通に見えるけど、その実普通の人のHPが100だとすると、基本が60くらいしかない。しかも弱体化も異常にもめちゃくちゃかかりやすい。NP効率はいい。FGOだと☆1つか2つくらいなステータスである(能力面としてね。キャラは☆が何個あろうとも好きな子は好き)
特にお腹の冷えには弱くて、冬は朝起きて洗面所かトイレに行った瞬間からお腹が痛くなる。
冷えに一回やられるとその日はずっと痛さと戦い、主な生息地がトイレになる。風呂に入ってもすぐに熱が奪われていく。暖房回したり靴下履いたりビオフェルミンを飲み続けたり色々な対策を取ってきたが、遂に今年解決した。



これです。
桐灰が出しているこのシリーズ、桐灰化学 足の冷えない不思議なくつ下 レギュラーソックス 厚手 足冷え専用 フリーサイズ 黒色 1足分なら聞いたことがある人もいるかもしれない。
実はこの靴下を去年買っていて、確かに普通の靴下と比べると熱を逃さないような感じはあった。ただ、底冷えに対してはあまり効果を感じず、本当に冷えと遮断してほしいところには今一歩、という感じだった。
しかしこのスリッパになると、靴底がしっかりしているので、足元の冷えの影響を受けにくい。
中の毛なふわふわしているので暖かさを保ったままでいられる。
起きた瞬間と、風呂から出た瞬間。2つのシーンで、このスリッパは絶大な効果を発揮した。
今まで普通のマットの上だと、体拭いているうちにもう冷えてくるので靴下を履いていたのだけれど、足拭いていきなり足突っ込むと、足がぽかぽか温まったままで保っていられる。そのお陰で風呂上がりにボディクリームを塗る習慣が復活した。体拭いてボディクリーム塗ってから服を着ていても冷えない。(タオルをうまく使っているが)難があるなら、服着る時にスリッパを脱いで、服着て、履いて、と繰り返すので着脱が若干面倒なのと、スリッパだけ履いている格好が死ぬほど間抜けというだけである。


朝も歯磨き中に腹痛が起きていたのが、このスリッパのお陰でまったく起きなくなった。というか我が家の脱衣所が死ぬほど寒いだけでは?という気がだんだんしてきたのだが、これ一つ導入しただけで、暖房をつけても足元が地獄のようなの冷気に攻撃されていた自室も過ごしやすくなった(ホットカーペットも導入したが)


そういうわけで、冷えからの腹痛は今年全然起こっていない。素晴らしい。お腹が弱い皆に送りつけたいくらいおすすめのスリッパ。こちらの商品はドラッグストアに置いてなくて、公式サイトを見たら生産終了と表示されてたので慌てて問い合わせたら、ネット限定商品になったと教えてもらいました。なのでインターネットのぽんぽんぺいんなクラスタは是非これを買って冬を乗り切りましょう。








ところで今私がお腹が痛い理由は冷えではなく別の原因である。
腹痛の原因が冷えだけでなくて狂乱寸前です。助けてください。





あっあと昔の記事にコメントくれた方ありがとうございます。修正しました。

君もマーク・ラファロになろう!(#PayItForwardChallenge のお話)

突然ですが、『ペイ・フォワード 可能の王国』という映画をご存知でしょうか?
授業で「もし自分で世界を変えたいと思ったら何をするか」という課題を出された少年が「ペイ・フォワード(Pay It Forward)」という理論を提唱します。
これは直訳すると先に払う、という意味になりますが、彼が提唱したのは自分が受けた親切や善意をその人に返すのではなく、新しく3人に善意を渡す、そしてその受けた3人がまた新たな3人に対して何か親切なことをする…という善意の広がりを期待した理論でした。
映画ではこれがどう作用するのか、本当にそんなうまく善意は広がっていくのか…というのは実際に観ていただきたいです。いい映画です。(今観ると出演者…*1とも思わなくもないですが。というかジム・カヴィーゼル*2出てたのか)


この「ペイ・フォワード」、2014年のフロリダのスターバックスで実際に起こったことがあるそうです。

www.cnn.co.jp


後ろの人の分まで前の人が払っていった、というのがきっかけで、しばらくこの店では列の前の人が奢る状況が途切れたりしながら続いたそうです。

で、どうしてこのペイ・フォワードの話をしたかと言うと、タイトルにあるマーク・ラファロ*3です。
彼は先程紹介した映画には出演していませんが、昨日Twitterに、こんなつぶやきをツイートしていたのを見かけました。

 
(拙訳)

去年の #ペイ・フォワードチャレンジ 期間の皆の気前の良い精神にインスパイアされたので、このホリデーシーズン(年末年始)にまたやりたいな!今朝は僕のおごりで飲んでね。貴方にこのギフトカードかに追加チャージをするか、自分でカードを作ってこのチャレンジを始めてみることをおすすめするよ。

 

そしてこのツイートに、ラファロは誰でも使えるようにバーコードを表示した状態で、100ドルのギフトカードをアップしました。
おそらく2014年のペイ・フォワードにちなんでスタバだったのかなあ、と思います。
ここから彼のTwitterには実際に購入した報告や、チャージした報告がバンバン届くことに。

更にラファロは、共演している友人たちにもこの輪を広げてね、と何人かに名指しでツイートを投下。
いち早く反応したのがゼンデイヤ*4でした。

 最高だ。

 最高じゃろ。

 
最高なんじゃ。

 

同じくトム・ホランド*5も反応していました。

 

(拙訳)マークこれどうやったらいいの?これ最高なんだけど!

かわいい。
そしてちゃんと答えるラファロ。

 

(拙訳)スターバックスに行ってこのカードにチャージするか、ゼンデイヤがやったみたいに自分でギフトカードを作ってスタートするか(こちらの方がおそらく簡単だね)出来るよ。#PayItForwadChallenge

ふざけ合ってることの多い二人ですが、この日はちゃんと答えてた。かわいい。


日本では使えないのが残念でしたが、こんな風にアメリカではホリデーシーズンだし、誰かに贈り物をする感覚で盛り上がっていて楽しそう…と思っていたら、日本でもラファロさんを真似て、PayForward運動をしてみよう!とtokyopenさんというフォロワーさんがgifteeというソーシャルチャレンジしていました。その日の昼に。

ソーシャルギフトのgiftee(ギフティ) | ソーシャルギフトサービス


天才かよ。しかも速度が早い。
SNSでやりとり可能な、バーコードを表示すれば誰でも贈り物を受け取れるというサービスを利用して、誰でもドーナツを購入できるようにしてくれたのです。

行動の速さを見て、「私もなんかやりたーい!」という気持ちがふつふつと湧いてきました。
そんな時、たまたま一緒に昼に出た職場の人が「コーヒー飲みたい」と。しかもたまたま近くにスタバ。
これはなんてお誂え向きのシチュエーションなんだろう!リアルでやれちゃうじゃん!と内心思いながらその人にたらたらマーク・ラファロの話をしながらスタバに向かいました。
ちなみにこの人は『はじまりの歌』も『スポットライト』も観ていた。最高か。
で、今朝こんなことがあって~、と話ながらレジに並んで、

「と、いうわけで貴方の分もお支払いします」

と、楽しく人の分まで先払いしました。
いやはや、今思い出してもめっちゃ楽しかった。
相手は大変驚いていたけれど、今の話だとすぐに理解してくれて、「次に誰かに繋げるね」と言ってもらえました。
ちなみに私は普段一人だとスタバに行かないので、限定のピスタチオツリーを味わえてそれもまた幸せでした。ピスタチオ好きなのですが大変美味しかったです。

そして、帰りにtokyopenさんのギフトカードの残金を確認して、家族に「ドーナツ食べたい?」と聞いて買って帰りました。ありがとうございました。
家族にもこの話をしたところ、母が「あれいい映画よね~」と連発していました。

 

ここまでだったらスタバとgiftteの宣伝記事みたいな感じですが、私は別に両者ともお金はもらっていないのでもう少し好き勝手に書きます。
宣伝だったらもうちょっとgifteeの使い方とかちゃんと書くので仕事をください(急だね)


正直な話、いきなり見知らぬ誰かにスタバで奢られるのも奢るのもちょっと躊躇するけれど、知り合いや友人、家族、恋人、職場の人、大事な人相手ならそんなに怖くはないんじゃないかなあと思います。

そしてたまたまラファロはスタバのギフトカードで始めたけれど、penさんのようにアイディアを思いついてミスドのギフトカードでもいいし、というか、なんならお金を払わなくたっていいと思うのです。

それは例えばスーパーのレジで順番譲ったり、電車で重そうな荷物網棚に乗せたりおろしたりするの手伝うとか、そんなことでもいいと思います。なんだったらペイ・フォワードでは受けたらすぐに次の人へ、と言ってた気がするのですが、自分が元気で余裕のある時に、ちょっと何かが出来ればいいね、と私は思います。
Twitterで#PayIfForward と検索したら、日本でとやってる方々がちらほら見かけてにこにこしました。
せっかくだからじゃんじゃん使っていけばいいと思います。経済も回るしね。
誰かにもらったものを、その相手に返してあげたいと思うのは割と思いそうなことだけど、見知らぬ誰かに渡すのは、意識しないと意外とできなかったりします。
なので、皆自分に余裕がある時には、マーク・ラファロになろう!別に100ドルなくてもいいんだ!

昔『ペイ・フォワード』観た時にいいなあと思った記憶はあって、それを今回彼に思い起こさせてもらいました。
ラファロみたいな優しくて思いやりのある人に憧れるので、少しでも近づけたらいいな、というお話でした。

 

最後に、私からのpay it forwardです。
ここでNetflixやHuluの1ヶ月分鑑賞チケットや感激三昧のギフトを貼っていればもうちょっと映画・舞台クラスタっぽいんですが…

giftee.co

 

なんかコンビニでちょっと、と思ったのですが、今甘い物食べないしコーヒーも普段飲まないし、というわがままボディなのであまり金額も制限もないものにしました。
AMAZONとかLINE STORE、あとgifteeでまた使えるので、自分のために何かを買うもよし、誰かにスタンプとか送ってあげても良しです。好きに使ってください。
あと私は報告されるとめちゃくちゃ喜ぶので、使ったよ、だけとかでも嬉しいです。
正直コレで正解だったのかちょっと分かんないぞ!?笑
使用感教えてください!面倒だったら今度は違うものにします!
自分は使う必要はないけど、誰かに届けばいいなと拡散してくれるのも嬉しいです。
後、他にもインターネット上ではこういうサービスがあるなどご存知の方、教えてくださると大変嬉しいです。
Twitterで直接話しかけてくださっても構いません。

 

それでは、皆様もよいお年を!
(できたら今年のベストを更新したいですが…)

 

と、ラファロに報告したらいいねしてくれました。
こうやって人のことちゃんと見てくれているの、すごい。尊敬する。

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嬉しくて思わずスクショしてしまった。ありがとうラファロ。

 

とりあえず、ここまで読んだけどマーク・ラファロを知らないなという貴方は何か一作観てほしい。 

 

 

 

 

*1:ケヴィン・スペイシーが出ていますので徹底的に避けたい方は注意

*2:俳優。ドラマ『パーソン・オブ・インタレスト』の膝を打つ方の主演として有名

*3:俳優。主演から脇役からなんでもこなせる、画面に写っていると安心する超実力派俳優。MCUシリーズのハルク/ブルース・バナー役が有名。ネタバレをしがち

*4:俳優、歌手、ダンサー。ディズニー・チャンネルのドラマで人気を博し、『スパイダーマン:ホームカミング』ではヒロインのMJ役を演じる。『グレイテスト・ショーマン』にも出ている注目株。アイスが好き過ぎて鍵をつけて冷凍庫に保管している

*5:俳優。現在最年少のスパイダーマンを演じている。ネタバレをしがち

ぽっぽガラ(ちょっとしたパーティーを開いた話)

ちょっとしたパーティー、巷に聞くけどなかなか出会うことはない。
なので開いてみたらめちゃくちゃ楽しかったという話。
防備録として、もしくはこれからこういうことやってみたいという方への応援になればいいなと思う。

きっかけ

昨年末辺りから、Twitterの友人たちが「ちょっとしたパーティーをやりたい」と言うようになっていた。皆日常に疲れてたんだと思う。かく言う私もその一人だった。そんなつぶやきは増えても実行する気配がなかったので、ないならやろう!と開催を決めた。パーティー、主催どころかろくに出たこともないといういきあたりばったり加減。
しかし俺たちにはパーティーが必要だ!
あと「パーティーに着ていく服って他のどこに着ていくわけ?」みたいなことも言ってたので、せっかくなら着てく機会になればいいよね、とか思っていた。筈。

 

準備

しかしパーティーをやるに当たっては様々なことを決めなければならない。
いつ?どこで?予算はどれくらい?誰呼ぶ?
せっかくなので店貸切でやりたいなーと思い、結婚式の二次会とか出来る店を検索。良さげなお店を発見。どれくらい集まるか分からなかったので、最低人数と最高人数の幅があって、それでもなんとかなるお店に決定。
そしてとりあえずやりたいとつぶやいてた人たちを中心に、その時会いたかった人たちを片っ端から声をかけた。どこに住んでるとか最近忙しいとか本当にお構いなく声かけてたので、びっくりした人もいたと思う。パーティーの会費が普通の飲み会よりもちょっとお高めだったのもあって、殆ど会ったことのある人に絞った。また、お酒を出すので成人のみに絞った。結果としては約50人の出席が決まった。盛況である。
人数が本決まりになったので、一度お店に下見に行った。場所は知ってたけど実際に行ったことのある店ではなかったため、駅からの動線やトイレの有無など色々チェック出来て良かった。フロアの見取り図も見ていたけれど、実際に来てみるとこんな感じかとわかりやすくて良かった。
お店の方は会うなり「結婚おめでとうございます!」とおっしゃってて(私がめんどくさくなって結婚式の二次会系のサイトから連絡したからなんだけど)「違うんです…」と恐縮してしまったりなどした。
料理については、本来結婚式の二次会だと披露宴で食べてるからそんなに多く出さない、とのことだったのだけれど「これが一次会なんで!ガッツリで!」と一番高いコースにした。カリフォルニア料理で肉が売りの店で、ガッツリ肉がついてるコースが良かった。
またプロジェクター使いたかったのでスクリーンや音響の説明も細かくして頂く。正直ここに人入って色々やるのか、と思うとドキドキした。飾り付けとかも好きにやっていいですよと言われたが、まったく浮かばず折り紙の輪っかでもつくる?という発想しかなかった。しかし実際人が集まると壁など見ないので、あんまり気にしなくてもよい。

そこから名札を作ろうとしたんだけど、せっかくのドレスにダサくない?と、めんどくさくない?が勝ってしまって結局名刺を作らなかった。これが後に色々なことを起こす。
後は当日の名簿用意で終了。
当日まで出欠確認のアナウンスなどしながら当日を待つ。
もうちょっとやりたかったことが一つあったのだけれど、時間切れでアウト。次回に持ち越し。

 

「ぽっぽガラ」

いよいよ開催だ!という週の頭に、NYでメットガラ*1が開かれていた。まったく意図したつもりはないのだが、ここで私はぽつりとツイートする。

 

今年のメットガラのテーマが「ヘブンリーボディ:ファッションとカトリックのイマジネーション」であり、特に豪華で派手なものが目立っていた。
ここから参加者の様子がおかしくなる。
「なんかもっと派手なものにしなければいけないのでは…?」「ちょっと光輪つくってくる」など名前に中てられて奔走したり自作したりする姿が散見された。ちょっとあやかろ、くらいにつけた名前が大暴走する様を見た。
また、エア参加と称して「もし行くならこんな格好をした」という絵を描いてくれた友人がハッシュタグをつけて投下してくれた。
#PoppoGala #PoppoGala2018
一人が始めたら何人かしてくれて、始まる前からこんなにわくわくするなんて!と幸せな気分になった。

 

当日

会場入りする前に美容院に行く。伸びっぱなしだった髪をどうにかしてもらう。
「今日この後パーティー開くんですよ」
「へえー。じゃあかっちょよくするか」
ともう付き合いが15年くらいの美容師さんにバリバリ刈られてセットしてもらう。
TL見てるとネイルしたり美容院行ってる人がいたりわくわくだった。

若干予定時刻より遅れて会場入り。待たせた皆、ごめんよ…!
受付は妹に丸投げして、中でセッティングなどに奔走。
会場を持ってる映画Tシャツを壁に飾ったのと、エア参加組のイラストを展示した。しかしこの辺りはもっと最初人に任せれば良かったと反省。急遽手伝ってくれた方本当にありがとう!
受付時間中からお店の方でウェルカムドリンクというか、もう飲めるようにしてくれていたので順次入って荷物置いたらもう飲めるようにしていた。
しかし来る人来る人皆すごい個性的で超良かった。特に、メットガラで話題になっていた光輪を作ってくれた人が複数いたため、皆でかぶせ合いっこしたりして盛り上がった。
挨拶したり音楽繋いだり色々していたらあっと言う間に時間になった。
乾杯と最初に挨拶。今回は女性のみだったので「レディース・アンド・ガールズウィメン*2、~」という掛け声が出来たのは楽しかった。
ル・ポール*3の決め台詞のパロディを混じえた注意事項を2、3言って、他は好きにしてもらう。
立食形式だったが、座れる場所もたくさん作っていたため、皆割とゆったり座って食べることが出来たと思う。ただ、私は何か色々やっていたためずっと立ちっぱなしだった。
料理はコースで8品ほど、前菜から主食、デザートまで結構盛り沢山だった。私は食べることが好きなのだけど、類は友を呼ぶ。お店の方がかなり用意してくれた筈だったが、あっという間に皿は空になっていた。チーズケーキが美味しかった、と後から聞いたのだが私は食べていない。そして「食べそこねた!?」と言ってた人もちらほらみかけた。弱肉強食の世界である。
飲み物も豊富で、中でもシャンパンが飲み放題だったのがとても良かったと思う。
しかしスマフォで全部やろうとしたのは失敗だった。遅れてきた人への対応と音楽出力を一緒にしたらいけないね!次回はこの辺りを分けられるといい。というか私以外の人に任せたい…

途中で「誰が誰だかさっぱりわからないから紹介してほしい」という希望があって(名札作らなかったからな。でもせっかくのおめかしに名札はダサいし、何よりめんどくせぇ)急遽私が参加者を紹介するターンが入る。その場で近くにいた人を連れてきて名前と今日の格好のテーマ、そしてハマっているジャンルや推したい人などを話してもらった。
割と無茶振りだったテーマを皆面白おかしく答えてくれたのが凄かった。
「死んだ筈のあいつが何故ここに…」「失われたアスガルドの輝き」「一人動物園」「一周回ってガチの結婚式の二次会」「リアル・ヴィンテージ」「パレードへようこそ」など、個性が溢れ過ぎている。映画好きが多かったので、映画にちなんだネタが多かった。
ちなみに私は「ワカンダ・フォーエバー」だったがかぶった。しかしかぶった相手と全く違う格好をしていたので良かった!笑

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こちらが当日の私の衣装。
黒基調に金と銀のスパンコールのドレスに、珠のブレスレットがワカンダっぽいと言い張る。

 

また、ハマっていることを語るシーンも面白かった。
推しの写真を印籠のように掲げたり、うちわを振ったり白石*4のお面が出てきたりしたのも面白かった。推しへの愛が凄い。リアーナの下着ブランドを紹介してくれた人もいた。
皆一人ひとり面白い人ばかりなのでこの辺りはかなり盛り上がったと思う。ただ、本当に急遽でやったので紹介しきれなかった人がいたのが残念…!人数も多かった。
また、友人が作った動画を流した時が大盛り上がりだった。
そんなことをしているうちにあっという間に時間は過ぎて、最後の挨拶。
ここで何故か友人の一人が花束を私に贈呈してくれる。公開プロポーズ状態になり店内騒然。絶対次回もやるからね!と言って無事閉幕したのであった。

その後まったく企画していなかった二次会を各々で開いてもらい(この辺りで私はもう力尽きていた)、最終的に新幹線で帰る人のために三次会まで開いて終了した。
二次会、人が多すぎて分裂してしまったのがちょっともったいなかった…飛び入りで来た人もいた。
あまりに疲れ果てていたので、普段乗らないグリーン車で帰った。
カメラを持ってきてくれた友人が何人かいて、実質カメラマン役になってくれてとても助かりつつ、大丈夫だったかなーという感じなのでこの辺りも要改善…私含めまったく撮ってない人も多かったので。
後で一括でまとめて、参加者だけで共有したのも良かった。

 

感想

とにかく超楽しかった!当日は目まぐるしすぎて何が何やらあっという間に終わってしまったのだけれど、参加した皆も超楽しかった、またやりたい!と言ってくれて大変ハッピーだった。
局所的に「何やっとんじゃ?」みたいにちょっと話題になってたのも面白かった。個人主催じゃないと思ってた人まで散見された…
しかし何より皆普段はやらないような格好や髪型、メイクで思い思いの格好をしていたのが本当に素敵だった。
実のところ集まった人たちは「私の友達」という共通点だけだったので、元から友達だったグループもあったが、同時にはじめましての人も多く存在していた。
ここから仲良くなって話したり遊びに行ったりしているのを見れたのは開いた甲斐があったと思う。
友人同士でちょっと着飾って集まってパーティーするの、成立したのが参加した人が皆大人だったのでつつがなく開催出来たので本当に感謝でいっぱいです。
めちゃくちゃ手伝ってくれて当日も受付や会計をやったりする一方で、直前まで会場の場所をわかっていなかった妹のみなみちゃんにも大変感謝。出かける時に「で、今日どこなんだっけ?」と言ったときの驚きを忘れないよ…
そして何より、数年前に私の友達が同じくらいの規模でおめかししたクリスマスパーティーを開いてくれたのも後押しになった。素晴らしい先人に倣うの大事!
屋形船とかプール付き豪邸とか鹿児島でもいつかやってみたい。
意外とできちゃうものなので皆もっとやればいいよ!
皆、良きパーティーライフを。

 

ちなみにパーティーを開くとこんな効果まである。

 

 

そして第一回、と銘打ってしまったからには…あとは分かるな?

*1:毎年5月最初の月曜日にメトロポリタン美術館で開催される、VOGUE編集長であるアナ・ウィンター主催のファッションの祭典。毎年テーマが設定されたレッドカーペットが目玉の一つ。映画『オーシャンズ8』の舞台ともなった

*2:王谷晶『完璧じゃない、あたしたち』のWeb連載時のタイトル

*3:アメリカの超有名なドラァグ・クイーン冠番組である『ル・ポールのドラァグ・レース』はエミー賞を受賞

*4:ゴールデンカムイに登場するキャラクター。愉快な脱獄王

具体的なことはなくても(読書感想『しゃべれども しゃべれども』)

きっかけ

しばらく前に「プロフェッショナル」という番組でいわた書店が取り上げられた回を観た。
北海道にあるその書店は、提出されたカルテを元に店主が一万円分の本を選んでくれる「一万円選書」というサービスがとても人気で、それが取り上げられていた。カルテを送ってくれた人のことを考えながら、その人が求めていそうな本、一方で普段手に取らなさそうな本を混じえて選書をしていた。
この試みはとても人気で、今は受付休止状態らしい。
詳しくはホームページをどうぞ。

最新情報 - いわた書店


その番組を観ている時に『しゃべれども しゃべれども』が取り上げられていた。
特にその本は何度か登場していた。名前は知っていたが、こんなに出てくるなら面白いだろうと思って読んでみることにした。
作者の名前に見覚えがあって、調べたら『一瞬の風になれ』を書かれていた。
こちらも随分前に読んで好きだった記憶。

 

しゃべれども しゃべれども (新潮文庫)

しゃべれども しゃべれども (新潮文庫)

 

 

あらすじ

二ツ目の若き落語家今昔亭三つ葉は、吃音症の従兄弟から話し方を教えてくれと頼まれる。
そこからあれよあれよと教えてほしいメンバーが集まり、三つ葉は話し方教室を開くことに。
自分の芸もいき詰まる中、人の面倒を見ている場合ではないと思いながらも話し方教室は進んでいく。
「話すことが苦手」なことだけが共通点の個性豊かなメンバーたちと、三つ葉の教室と噺は成長するのか?

 

感想

最初の段階だと、吃音症の従兄弟が噺家にあがらずに話せるようにしてほしいと頼むくだりはちょっと『英国王のスピーチ』を思い出した。
この三つ葉という男が創作の世界じゃなきゃ絶対関わりたくないような古風な人間だったのだが、彼もまた一人の悩める男だと思えてからはあまり引っかかりなくするする読めた。彼の一人称で話が進んでいくので、まったく合わないと辛いと思う。
話し方教室に集まるのが美男子のテニススクールコーチの従兄弟、いじめを受けてる関西弁の小学生、頑固な謎めいた女性、悪役豪傑野球解説者と癖が強く、彼らが一向に仲良くならないのが良かった。ピリピリとした緊張感の中で、少しずつ相手を認めたり、譲り合う姿が良かった。ただ、従兄弟の子だけ描かれ方が物足りないというか、落とし所がぼんやりとしたままになっていたので、彼のその後はもう少しだけ読みたい気持ち。他のキャラクターは、この小説が終わってもどこかで頑張っている姿が想像できたので。


落語にはまったく詳しくないのだけれど、作中で自然に説明してくれることが多いので引っかかることはなかった。むしろ色々知ることができた。東京が舞台のため、実際の寄席小屋の名前が出てきてわくわくする。現実と創作の混じり具合が心地よい。 
タイトルの「しゃべれども しゃべれども」というのがうますぎる。これ以上ないほどぴったりで気持ちいい。
確かにもやもやしている人に差し出したくなるような一冊だった。
現状に行き詰まったり、苦しかったりしている人へ決定的な解決策は書いていない。そっと背中に手が触れるか触れないかくらいの寄り添い方だと思う。けれど、それでいいのだ。

で、これ映画化してるんですね。国分太一主演で。
ビジュアルを見たら思い出した。今度機会があれば観てみよう。

 

しゃべれども しゃべれども Blu-ray スペシャル・エディション

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6月はろくでなし

5月をすっ飛ばして6月を書く。本来ならば7月のことを書くはずであるが、まあそれはそれだ。ただの覚書だ。

とかなんとか書いているけれど、辛かったことばかりが頭に浮かんできてしまう。楽しいことも沢山あった筈なのに。遊びのお誘いとか大分キャンセルしてしまうことが多かった。声をかけてくれた方々、ごめんね。ありがとう。今爆弾みたいな状態でいつ爆発するか分からないギャンブルっぷりですが懲りずに声かけてくれるみんな愛してるよ。インターネットの友人が殆どの人間である。


イベントに行ったら高校の後輩と再会した。とてもいい子達で、その部分はまったく変わってなくて安心した。
以前は大学の友人と再会したので次は中学か会社に入ってからの知り合いと会うのではないかと思っているが、どちらも絶対に嫌だ。どちらも起こりませんように。


めちゃくちゃ美味しいものは人を狂わせる。具体的に言うと飲むチーズクルチャはヤバいし、タコがめちゃくちゃ柔らかいポルトガル料理は全て美味しいし、羊肉はいつだって美味い。今はてなブログのお題で美味しい店の紹介をやってるけど、正直人気店ばっかりなので全然他人に紹介したくない。友達とだけ分かち合っていたい。独占欲がすごい。そもそも全部人に教えてもらってばかりで自分が調べたわけではないのだけれど。ちなみに店の人が宣伝してねって言ったら美味しいと書きます。
しかしチェーン店を唯一無二の店!って紹介してたツイッターアカウント(個人じゃなくて情報系と名乗ってるやつ)があって、正直全然信用出来ないなって思ったりなどしていた。ネットの情報もまーよく見るけど、本当にリテラシー問われるなあと思うこの頃。
そう言いつつ食事処の検索サイトやアプリの中ではなんだかんだですごく食べログを見てしまう。あのレビューすごい読んでしまう。Rettyはいささかレビュー読み漁りたい自分にはフォーマットが合わない。ぐるなびは店側の載せたい情報ばっかり目立つので客側の利用勝手としてはいまいち。ホットペッパーは登録してるだけみたいなところもヒトサラは利用したいシチュエーションと合わないことがままある(あれはもっと気合入れたい時用に使うものだけど、たまに普通の居酒屋が混ざってて掲載基準点が分からない)。他に何かおすすめのものあったら教えてください。ろくでなしというかただの食欲の権化である。