ここんとこ昔の曲ばっかり紹介していたので、今日はまた最近の曲をば。今日も夏の曲だが、別にフラッドの曲なんかいつ聞いたっていいですからね。寝る前はあんまりお勧めしない曲が多いけど。アドレナリン全開になる曲が多いから。でも今日の歌はそこまで全開!という感じではないので、寝る前に聞いてもいいかもしれない。
最近のフラッドの「ベイビー」な曲と言えばこちら。
ベイビーブルーの星を探して
最新アルバム収録曲。まだツアーに行けてないので、生で聞けていない。今からとても楽しみにしている曲の一つだ。
正直最新アルバムは割とどの曲も好きで、それこそ表題曲である『WILD BUNNY BLUES/野うさぎのブルース』もとってもいい。
収録されている中で、ミドルテンポな曲はこれが一番好きだ。イントロからワッと上がる。イントロすぐと、aメロとBメロの間の追い上げみたいなドラムが好き!
サビの「崩れそうなベイビー」の響きが気持ち良い。
他に細かいところだと、「君を逃すソラシド」「すぐに消えるファミレド」と、音階通りに歌っている(らしい)ところも好き。
アルバムのジャケット、このタイトルのベイビーブルーの空っぽいなと見る度に思う。
また、弱ってる時に聞くとめちゃくちゃ優しさが染みる。なんなら歌詞でも弱っている人の歌だと思う。
佐々木自身のことでもあるのかな、と思える歌詞なのだが、特にそう思ったのがこの部分。
こんな生き物じゃダメかなのんのん
最近の歌が分からんどんどん
古くてダサくて愛しいもんも
刺さらないほど
最近のライブで感受性が死んでるって発言してたんだけど、自分でも弱ってるモードだからこそこういう歌詞になるんだろうなと思った。
それにしてものんのんって響きがめちゃくちゃ可愛い。その後韻踏んでるのも好き。さすが可愛いものが好きな人が書く歌詞だぜ……
「のんのん」は2番でも出てくる。
こんな生き物じゃダメかなのんのん
頑張れないから 頑張らないの
「どこまでも行ける」そんな呪文も
効かなくなるほど
疲れてる時に聞くと、わ、わかる……となってしまう。
そして、この「どこまでも行ける」というのが、過去の曲たちに聞こえる。ドンピシャの歌詞はないのだけれれど、手を替え品を替えフラッドは止まらずに進み続けることを歌うことが多い。だからこそ、今のリアルさになって帰ってきてるというか……休みたい時は休め!というのは佐々木本人にも言ってやりたい。休んでください。
他にもこの辺りとか、疲れている人には刺さってくると思う。
消えたいは生きたいって
聴こえているよ
崩れそうなベイビー
ちゃんと泣いていいよここで
ウソも本当もすべて
抱きしめてやる
壊れそうなクレイジー
生きてるだけ それでいい
いや〜困っちゃうよこんなに優しくされてしまうと。
今までのフラッドの曲って、どちらかというと共闘というか、頑張るときに聴ける曲が多いなと思っていた。それは辛い世界がちゃんと見えている人の歌だと思っていて、だからこそシステムを批判したり、こんなクソみたいな世界でも諦めずに中指を立てながら突き進んでいく、そういうパワーを分かち合えると思っていて。だからこんなに弱ってる時に優しくしてくる曲はないわけじゃない、むしろたまにあるからこそ響くのだが、特にこの曲は直球だ。だから受け止めてもらえるような気がして何度も聞いてしまう。
それにしても、フラッドは人間を信じているなとしみじみ思う。信じているというか、諦めたくないという気持ちかな。それこそ人間は争いもするし戦争は止められてないし貧困に喘いでいるけれど、それでも人生とか、願いとか、前に進もうとする気持ちをを諦めたくないという思いがずっとある。だからこそ音楽をやっているんだなと伝わってくる。全部私の妄想な気もしているが、まだ音楽の力という目に見えなくてささやかで強いものを信じたくなる。
しかし不思議なのは終わり方。
もう一回サビが始まりそうな感じなのに、突然終わって次の曲がかかる。それまではAメロBメロサビ…みたいな割とオーソドックスな作りだったのに。
アルバムとしての流れがめちゃくちゃ綺麗なので、次に収録されている『屋根の上のハレルヤ』まで合わせて聞いてほしい。
本当はもう一曲、フラッドでベイビーと言えばな曲を紹介したかったが、タイムアップなのでこの辺で。しかし人によって「フラッドで『ベイビーと言えばな曲』を紹介して」と言ったら、千差万別な答えが返ってくると思うので、この辺りフラッドのファンに聞いて回りたい気持ちがちょっとだけある。ベイビーとかBabyとかフラッドの歌詞では頻出単語の一つなので……
ちなみにしないのは私にフラッドの友達がほとんどいないからである……(悲しい終わりになった)(でも最近友達出来てハッピーだよ)
この記事は #afocの話をしよう アドベントカレンダーの16日目です。一人でやってます。